嬰ヘ短調のスケール

わたしの教室で用いてるバスティンメソードの最終巻黄色い本。
さてさてセオリーのレッスンも高度になってきましたね。

今日は平行調のお勉強、ハ長調の平行調はイ短調、ヘ長調の平行調はニ短調。
長調と短調って、最初の頃思い出してコードネームCのコードドミソは晴れの日のドミソ。

メジャーコードです。
ドミ♭ソは曇りの日のドミソコードネームはCmマイナーコード。

雨の日のドミソはミとソが♭ディミニッシュコードCdim、ではもっと快晴なのはドミソ#オーグメントコードCaugです。

では、話元に戻して#3つの長音階はなんでしょう?
シャープ系は1番最後の#の次の音が根音になるのでシャープ順番はファドソ、ソの次の音はラ。
ラは日本音名でイ、英語音名でAなのでイ長調Aメジャー。
平行調はつまりシャープ3つの短調は長調の根音から3つ戻る。もしくは6つ上がるので、、。

アララ、なんだっけ?悩むなわたし嬰ヘ短調だ。
ファにシャープついてんだからファのシャープから短音階は始まる。

このようにセオリーのお勉強いたしますが、全調メソードといっても短調のスケール全部弾かせるワケではありません。
ピアノベーシックスに出てくる短調はイ短調、ニ短調、ホ短調。
自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階の説明はありますが、全部弾くのはイ短調だけ、ニ短調ホ短調でレッスンするのは和声的短音階だけです。





ハハハ、それはそうであろう。

実はわたしこのセオリーのレッスンでイ長調の平行調は?!で、一瞬固まったのです。
嬰ヘ短調が出てこなかったの?って、ことはありません。
それは大丈夫。いくらなんでもわたしの大脳皮質はそこまで劣化はしてはおりません。

固まったのは嬰ヘ短調の鍵盤位置と指使いが、、!!
あれれ、、。どこだった?

わたしはこれ平行調について盛大にシャープ、フラットのついた長調、2つ以上#、♭のついた短調のスケール弾かせるのは無理が多いのでわたしが弾くのです。
嬰ヘはファのシャープで(嬰ヘ、アナクロチックな言葉!パソコンが変換してくれないじゃないよ!)ここに右は2の指左は4の指乗せりゃ自動的にわたしの大脳が指動かしてくれるはずなのですがね。

慎重に一音ずつ弾かないと、、、。どこだっけ?状態になってた。

あのなー!ホント全く持っての全調(もーこれもへんかんしない。)4オクターブのスケールいちいちハノンの39番開かなくてもカデンツァも含めて全て指感覚で覚えてしまってから幾歳月。

どの調性弾けって言われたっていつもはすぐさま弾けた。

嬰ヘ短調の鍵盤位置と指使いが出てこないなんて認知症じゃあるまいし、ありえない失態。
これは、覚えた指感覚は大脳がしばらく使わなかったものだから怠慢を決め込んでずるけてたからだ。

目を覚まさせるには、再度掘り起こしを図らなければならない。

悪いのはわたし、かつてのスケールとアルペジオは毎日弾くものですよ。
の、師の教えを守らなかったせいだ。

この夏、ピアノ練習しようと決意。
決意した以上嬰ヘ短調のスケールが弾けないなんて話にならない。

スケールの練習は時間なくても毎日しよう。
決意の秋であった。