昨日までとは趣を変えて、大人から始めるピアノのレッスン。
この場合あくまで大人の初心者のためのピアノ教材、かつてのように子供向けがイラストを入れて音符玉を大きくすればよい。
したがって大人向けは原典どおりの大きさのバイエル使えば全く問題なし。
それでもいい。と、いえばいいのですけれど21世紀になった今ややランボーなご意見であると思われます。
わたしが成人と12歳以上の初心者の生徒さんの多くに使っているのがこの教材。
楽譜 年長者のためのピアノ入門 レベル 1 WP32J/バスティン
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地色の黒と3色のポピーがなんとも大人っぽく、同系統の幼児向け児童向けのピアノレッスンシリーズの原色のお子様向けイラストとはなんという違いでしょう。
対象年齢は12歳から、おやまぁ、ピアノって12歳で大人扱いなんですか?
って、プレティーンエイジャーが大人か子供かはとにかく、12歳になれば抽象的な論理、文字の解読、数量の観念が理解できている。
つまり小学校も6年生くらいになれば、4分4拍子は4分音符をひとつの単位にして4拍になる。の説明で理解できる。
したがって、お子様向け使わなくても問題はない。
幼児、小さな児童となると、4分の4拍子はタンタンタンタン、ターァンターァン、タタタタターァンとこのようにリズム打ちして楽しくレッスンいたしますよ。
拍子の論理説明はもーホント、分数が学校で始まる年頃になると冗談みたいにラクになります。
ともあれ、この本の原題はThe Older Beginner Piano Course by James Bastienまんまです。年長者と翻訳しているところがなんとなく後期高齢者連想しがちですが、対象年齢12歳以上です。
上限はありません。後期高齢者のお年頃の初心者さんでも全くOKです。
年長者のためながらも楽譜は線が5本間が4つ、ト音記号にへ音記号をカッコをつけて大譜表となる。それがピアノの楽譜のような説明はちゃんとしてあります。
大譜表初めての曲はメリーさんのひつじ、なんとなくこれはお子様風ですが最初からコードネームと和音記号両方の説明がされていて、楽譜はコードネーム付き、Cのコードはドミソ、G7はシファソから始まります。
幼児向けはG7がフォソだけ、大人は最初からシファソの位置に手が届くのが普通なので省略ナシ。
次は「軽くこげよ」ですが、なんのことは「ちょうちょちょうちょ」です。次「聖者が街にやってくる」そのように徐々に難しい曲に進んでいくのは定石ですが、単元の終わりに復習ページがある。
始めの頃は2分音符その他を書きましょう。休符を書きましょう。音符を読んで(本当に記述する。)ピアノで弾きましょう。
小学生のドリルの如く、年少者のためのセオリーのお稽古の如く、単元の終わりに学習する場面が出てきます。
わたし成人の生徒さんにはやるやらないは選択にしております。
けれど、中学生の初心者さんいは是非記述して学習してもらいたいです。
せっかく記述学習時期の旬です。
1冊終わると次はレベル2に進み、初心者卒業して次の段階はどこにどう進むかは相談して決めていきます。
そして、レパートリー補と記述されたレベル1終わりまで来ると弾けるようになる曲は「ヘ長調のメロディー」原曲ルービンシュタイン「ダニューブのさざなみ」原曲イバノビッチ「白鳥の湖」のテーマ言わずと知れたチャイコフスキー「マリオネットの葬送行進曲」原曲グノー「ハンガリア舞曲 第5番」原曲ブラームスくるみ割り人形より「ロシアの踊り」これまたもとはチャイコフスキー。
全て、無理なく弾けるように編曲されております。
このように楽しい大人(12歳以上)生徒さんのためのレッスンのご用意万端にしております。
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