インフルエンザと大雪の日々

今夜も明日も横浜市の降水確率0%、12月になると南関東はセンター試験の頃まで勿体無いくらいの晴天が続いてとりわけクリスマスの頃は雪の欠片、雨のひと雫も落ちてこない。
清々しい冬晴れが続く。

わたしが本気モードの発表会を12月にするのは、12月の横浜はクリスマスシーズンのロマンティックな雰囲気があるのと(特にみなとみらいホールはいいですよね。そのうち是非抽選を突破してクリスマス時期のみなとみらいで発表会を開催したい。)晴天が続くためだ。

クリスマス前ならばまだ本格的な寒波はやってこない。そしてインフルエンザが猛威を振るう季節にはまだ早い。

ホールの中に入れば暖かいし、コンサートホールの中には雨は降込まない。と、言ってる場合ではない。晴天のほうがいいに決まってる。



だが、今年はそのわたしの思惑を裏切って大雨こそふらないが、クリスマス寒波が前倒しでやってきている。
普通は、クリスマス時期までは凍えるほど寒くはならない。

そして今頃もうインフルエンザが流行り始めている。
いくらんなでも早い。
インフルエンザが流行るのは2月じゃないか?!

わたしはずいぶん前に2月22日の猫の日にコンサート(わたしの演奏会です。)開催したことがあって、2月のコンサートは一種の賭けだな。
と、強く感じました。

インフルエンザの猛威。演奏家はインフルエンザになってもやはり舞台は務めなくてならないだろう。
だがわたしは高熱も倦怠感も我慢すればいいことだけれど、二次災害考えなきゃならない。

それに大雪がふったらどうする?南関東の雪への弱さは半端じゃなく、とりわけ坂の多い地形のわたしの家やコンサートホールが点在する地点出歩くこともままならなくなってしまう。

たかが、10センチくらいの積雪でかよ?って、豪雪地帯の人はバカにするけれど海沿いの地方は内陸が雪でも雨が降るんですよ。
それくらい雪は降らないことを想定して生きているのです。

そういや、あの時もゲーテ座だった。

だが、今年のゲーテ座、運良く(その日とったときはたいして運がいいとは思わなかった。)12月2日に発表会は終わった。
寒波もインフルエンザも回避できてしまった。

いえ、出演生徒たちがインフルエンザで総倒れになるほど悲惨なことはなく。
ある意味大雪より悲惨。

雪ならば会場までたどり着くことは不可能とは言い切れない。だが、インフルエンザだけはそういうわけにはいかない。

わたしは自身が主催者となってからは発表会がインフルエンザに祟られたことは幸運にしてないのだが、楽器店の講師をしていた頃にそれは起きた。

インフルエンザがピークに達したその時に発表会。
ただし、わたしは契約している講師の一人に過ぎず発表会のプロデュースは会社の社員が行う。

わたし、高熱が出たことによる欠席の連絡を頻々と受け、中には強引に薬で熱を下げての出演というのも有り(大丈夫か?)で、インフルエンザが猛威振るう時期に発表会企てるバカいるかよ(`・ω・´)
無能なんだから!ここの社員たち!

と、自分が主催する立場じゃないもんだから言いたい放題言って、インフルエンザウィルスが最も活性化する時期と発表会の開催がマッチングしてしまった不運を自分はしなくて済んだプロデュース側のせいにして怒ったのです。

ははは、自分がプロデューサーじゃないのは気楽で良かった。

そして、自分が主催者となった今その経験値を活かしてインフルエンザとそして大雪を避ける知恵が身に付いたのです。