かながわ音楽コンクール2025年の場合
ですが、ここでわたしは大きなミスを犯した。
それは、3月中旬にあかいくつ劇場を確保し、発表会行うことにしてしてしまったことだ。
かながわ音楽コンクールの1次予選は3月下旬の春休み期間中、しかもかながわ音楽コンクール小学生から、高校生の部までは課題曲なので、課題曲発表以前に発表会の曲決めしてしまったもの、大急ぎで課題曲もモノにせよ。
と、言ってもね。
辛うじて一人参加希望したものの、、、。
課題曲スカルラッティ
たとえ1名でもコンクール参加者がいるのならば、わたしとてうかうかしてはいられない。
幼児の出場者はなし、小学生0人、高校生一般の部も当然いない。
辛うじて一人いる参加希望者は中学生、中学生の課題曲はバッハのシンフォニア、つまり三声のインベンション?!の中から一曲。
そしてスカルラッティのソナタ何曲かから一曲選ぶ。
えっ(・・?スカルラッティ(?_?)そんなの知るか!
って、言ってられないだろうが、さあ、スカルラッティ。うち中探しましょ。
捜索の結果はスカルラッティのソナタの楽譜はうちにはない。スカルラッティ(・・?大昔に弾いた覚えあるから実家にあるかしれない。
いーや、ない。とっくの大昔に母親か弟が紙ごみとして東京都に供出してしまったに違いないのだ。
ジュゼッペ・ドメニコ・スカルラッティ1685年ナポリ生まれ、1757年マドリードで没す。 享年71歳、この時代としては相当長生きしたんではないか? 鍵盤ソナタの巨匠。なんで鍵盤ソナタかって言うとこの時代まだピアノはあっても出来たてマイナー。 主にチェンバロで演奏していた。 スペイン王妃に仕えて、膨大なソナタを遺す。 バロック時代の勝ち組ミュージシャンと言ってもいいであろう。 |
ヤマハミュージック横浜みなとみらい
ここなら絶対にスカルラッティのソナタ集を扱っているであろう。ヤマハミュージック横浜みなとみらいへ向かう。
この日は日曜日だったので、楽器体験コーナーというものが矢鱈と混んでいた。
楽譜売り場はさほどのことはない。では、っていうんでスカルラッティのコーナー探すも、あらら見当たらないじゃないですか?
まぁ、17世紀から18世紀のミュージシャンじゃ、時代遅れって言えば超時代遅れ、旬のミュージシャンのはわさわさある感じ。
なので、店の人に伺いを立てることにした。
かながわ音楽コンクールの楽譜、中学生の部のスカルラッティありますよね?
ございますわ。って、速やかにスカルラッティソナタ集取り出してくれました。さてこれで生徒に選んでもらおう。
いえそれだけじゃなく、小学生、幼児用のもちゃんと「かながわ音楽コンクール課題曲」って、コーナー設けて揃えてあるじゃないですか!
幼児、小学生がエントリーするときは早めにヤマハに来て揃えなければならない。
持ってないのか?って、いえいえ幼児小学生向けこそ、超多岐に渡って課題が出るのでボロボロになった課題曲入りの常時使っている教本もあれば、そんなのアリなの?
って、課題曲もある。
これはどうもピティナのコンクール課題曲らしく、過去にコンクールにエントリーした生徒が持っていた楽譜。
新しいくつと青い空。この中の「夜の教室」が、課題曲だったという話なのだが、1年くらい前、どこ探してもこの曲集品切れだったのだ。
今は人気回復したらしく、売っている。
その時はAmazonが探してくれて、忘れたような頃にうちに届いた。
バイエルや、バスティーンピアノベーシックス、及びピアノスタディーのように常時棚一杯に揃っていると、考えてはいけない。
目指す楽譜はある時に購入しよう。
今回購入に至ったスカルラッティソナタ集。これだって、ない時はないかもしれません。
かながわ音楽コンクールエントリーは0となる
ところが、そのようにわたし的にも頑張り、ではわたしも大昔に弾いたに違いないが今はさっぱり忘れ去っているスカルラッティのソナタ弾こうじゃないか(((o(*゚▽゚*)o)))
と、張り切ったものの、、。
やはり今回のコンクールは見合わせる(⊙_⊙;)
バッハのシンフォニアは曲決めて練習始めたじゃないのよ~~>_<~~
2次予選からだったら出たい。2次予選はショパンのノクターン、ブラームスのバラード、ラフマニノフのプレリュード、フォーレの即興曲。
つまりはだ(⊙_⊙)?スカルラッティのソナタ弾くの嫌なのか!
いーや、1次予選通らなきゃ2次予選は出られない。
結論
スカルラッティのソナタはわたしが弾くことに決めた。もちろん中学生じゃないわたしはコンクールにエントリーしないが、発表会もしくは4月の研究会までに間に合わせて練習開始。
それじゃ、生徒のエントリー零の場合、わたしが一般の部に出るのはどうよ?
とも考える。1次予選は4分から8分以内の曲を用意する。
まぁ、これなら何とかなる。だが、1次予選を通過してしまったら、、。
2次予選は、、。
平均律のプレリュードとフーガ{{{(>_<)}}}
楽譜ならいくらでもあるし、結構ボロな上に一声部ごとにマーカーで色別の線が弾いてある。という猛勉強の跡すら伺えるが、、
これ、審査員の前ギャラリーの前で暗譜して弾くのか?それと抱き合わせなのが、古典派のソナタの1楽章と、ショパンのエチュードの中から1曲。
こっちのほうがどうにかなるけれど、平均律は勘弁し欲しい。(ううう⊙﹏⊙∥)
そうか、わたしも生徒のことあーだこーだと言えないな。
でも、中学生がシンフォニアならば大人は平均律くらい弾かなければならない。
なので、結果は今回はうちからはかながわ音楽コンクールエントリー零。