わたしがどこが弱いって、困りものなのだったのは音感のこと。
若齢期に音感の無さについては、後にその原因と対策については判明し、判明ついでに今思えば超効率の悪い音感レッスンにより、3年弱で改善見られた。
15歳から、音楽の専門教育受けたのだから聴音、視唱の授業はあったしわたし自身音感のなさイヤというほど入学時期に思い知らされて努力もした。
そのわたしの少女時代の最後の時期の涙ぐましき努力についての解説はまた別の機会に譲るとして、もしかして決定的にわたしってダメな子じゃないか?
のショック受けたのは、幼児音楽教育の専門家のお言葉「ピアノを4歳から習わせれば、どの子も必ず絶対音感が身に付きます。」
ほ、、本当か?(嘘だよヽ(`Д´)ノ安心しな。)
高校時代、3歳から4歳年下のつまりは後輩に(わたしの通った高校は中学も併設している。)絶対音感を有する少女がいた。その少女4歳よりピアノを習う。
やっぱり、4歳から習えば絶対音感身につくんだわΣ(゚д゚lll)
だが、この事象はわたしが数多くの生徒を指導する立場になり、そうでもないよな?!が判明。
更に当時の少女たちは大人の女性となって再会したおり、彼女から衝撃の事実。
「絶対音感は生まれつきよ。だってわたし4歳からピアノは習ったけどソルフェージュ始めたのはもっと遅くからですもの。相対音感は訓練で身につくけど、絶対音感は生まれつき。」
問題点、その1は、昔の4歳からピアノ習えば絶対音感身に付きます。の、間違いは多分この説を持ち出したおばさん絶対音感の正しい定義認識していないで絶対音感とは絶対に音感がいいこと。
つまり相対音感も絶対音感のお仲間と認知していたに違いない。
次、学齢期前は抽象的思考力より聴力の発達する年代なのでこの時期ソルファージュ教育行えば音感はよくなる。
これは正解ともいえる。(ただし相当な個人差あり。)
だが、3歳から6歳の間、いくら聴唱、聴音のレッスンしても相対音感は良くなるが絶対音感は身につかない。
ドレミファソーラファミッレッドッ、歌うのは相対音感の訓練法です。
それで絶対音感が身についたという人はわたしの後輩同様多分先天的に絶対音感があったのです。
絶対音感とは文字通り、前の音からの繋がり無しで音高がわかることです。
ランダムにテキトーにピアノの音が聞こえてもどの鍵盤に相当する音だかわかります。(わたしは絶対音感ないのでわかりません。)
絶対音感型の人はマイノリティーです。
人類の多くは相対音感型なのです。
おそらく95%の人は相対音感脳だと思うのです。
とはいえ、勘違いではなく3歳か4歳くらいならば、絶対音感を身に付ける訓練方法というものがあることはあるのです。
和音の聴かせて、最初はドレミ、次はシレソ。
徐々に数を増やし、黒鍵音の和音まで全て聴き分けられるようになれば、絶対音感は身についている。
という仕組み。
なんだか簡単そうですけれど、これ相手3歳児4歳児です。
固定音で聴き取らせるので、昔はなんとまぁ、ドイツ音名使ってましたが(だってレファシャープラ、とかDFシャープAって超言いにくいでしょ。相手3歳か4歳なんだし。)ドイツ音名だってツェーエーゲーって、なんとなく冗談みたい。
最近は進歩して色のついた旗を使います。例えばドミソは赤、シレソは青。
ただしこれは、週1回のレッスンで5分くらいじゃ間に合いません。
毎日稽古するのです。
毎日レッスンに来るのかよ。って、引きましたが、そんな訳にもいかないので保護者(普通母親)が毎日この練習の面倒を見て進捗状況先生に報告。
その間、絶対に調性を教えては行けません。
わたし好みの移調奏なんてもってのほか。
出来るだけ音楽は聴かせない。歌わせない。
なぜならそれは全て相対音感の訓練だからです。
それでも6歳となる頃には全員に驚異的能力??絶対音感が身につくか!
というと、多分はそうではないと、いえいえそうじゃないかなって、。
わたしがこの訓練取り入れたことがないので断言はできないのですが、世の中には先天的に絶対音感のあるわたしの友人のような人もいれば、おそらくは先天的に相対音感が発達した人という人もいるのです。
わたしが息子で失敗したのは、息子3歳にして相対音感があったのです。
実証はソラシドレがドレミファソに聴こえてました。
3歳児が入会した時もそれとなく絶対音感の練習薦めようとしたのですが、、。
「めりさんのひつじ」を移調奏はじめてくれたのです。
よほど、調性感いいんだって。
ですので、わたしの教室絶対音感のレッスンは行っておりませんがかつてのわたしのように音感のなさで苦労せぬよう相対音感のレッスンは丁寧に行っております。
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