昨日わたしはヤマハミュージックメディア出版のディズニー、君の名は、映画音楽その他をコスパ悪い。
と、嘆きましたが、世の中コスパの悪い楽譜ばかりじゃありません。
例えばこの楽譜。
ここでもコスパの大変良いヨハン・セバスティアン・バッハ大先生からヘンデル、ハイドン、シューマン、シューベルト、モーツァルト、ベートヴェンからチャイコフスキーに至るまで、(ショパンも1曲)そうそうたる有名作曲家の初級から中級くらいまでの曲を網羅した「ピアノ名曲110選 A」本当に110曲あります。
これでたったの1296円(送料別)なんというコスパの良さでしょう(*´∀`*)
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ドレミ楽譜出版社です。
光沢のある白の表紙で清潔感のあるお洒落なデザインです。
ただし、わたしが所有しているこの本は残念!まだら薄グレーになっていて、これまた綴じが怪しくなってきています。
それくらい、よく使います。
このシリーズはAの次難しいのはB、更に上級者用はCこれまた110選、全3冊です。
110曲Aの1番最初に登場するのは、Dolly’s Dreaming Awakening.和題は「お人形の夢と目ざめ」発表会で披露するにもってこいの、華やかさとボリュームのある曲です。
ゆっくりした3拍子のソーファミーファソーーミが子守唄から、4拍子の速くもなく遅くもないテンポでリズムの刻みが軽やかなお人形の夢、この部分は超有名、ノーリツ(給湯器の)のあるおうちなら知っていると思います。お風呂が沸きました。で流れる音楽です。最後がお人形の踊り、2拍子でリズミカルに後半はスケールが入ってきます。
作曲はテオドール・オースティン、1813年~1870年ドイツ人のピアノの先生で、作曲家です。
知名度的には今ひとつなかたですが、年代的にもロマン派なだけあって派手で映える曲が多いので発表会ではオースティン先生の作品よく取り上げられます。
ピアノ名曲100選 Bに収められている「アルプスの夕映え」「アルプスの鐘」もオースティン先生作曲、発表会ではお薦め曲です。
苦労して仕上げたものの映えない!悩みとは無縁です。
あと3年で生誕250年になろうっていうベートヴェン作曲の「エリーゼのために」200年以上ヒットし続けているロングセラー曲、今後もヒットし続けピアノを習い始める少年少女の憧れの曲として不動の地位は揺るがないでしょう。
わたしが苦労の割に映えない曲が多い。と文句つけるJ.S.バッハ先生ですが、ここではト長調、ト短調のメヌエット「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」からの小品ですが、この曲は弾きたい希望多いです。
シューマンの「子供のためのアルバム」からは6曲、「子供の情景」からは知らない国々が収められてます。
わたし誰が苦手かって、シューマンくらい苦手な人いないんですけど、手こずらされたあまりに19世紀のメンヘラちゃんとまで言ってやってしまって。
それでも「謝肉祭」どうにかならなかったかって。(過去形なのは今は諦めてる。)
ですが、ここで登場するのはわたしとて手こずらなくてすむシューマンの可愛らしき曲の数々。
一押しは「知らない国々」。
わたしが1番好きなのは最後の曲、「きらきら星変奏曲」かの超有名、天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲。ケッヘル265。
わたしはモーツァルト好きです。
鑑賞するのも演奏するのもです。
だが、わたしがシューマンを苦手とするが如く、モーツァルトを苦手とする人は存在するのでどの作曲家の曲が1番難しいの?
は、多分に相性と好き嫌いの問題です。
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CDも出ています。