発表会のプログラム作り

10月になった途端に、金木犀の香りがあたり一面に漂う。いよいよ本格的な秋がやってきたのだ。

秋の訪れと共にやらなくてはならないのは発表会の準備。今年は早くも出演者の演奏する曲目が出揃ってきたので、プログラムの試作品を作ろうかと考えている。

まずは今年はクリスマスシーズンに当たるので、プログラムの表紙はクリスマスをイメージするイラストを探す。イラストボックスでこれは!と、思ったイラストをゲトヽ(*´∀`)ノ

基本プログラムはwordで作る。表紙はこれを印刷方向横向きにして、2段組みにする。もっとも、内容側も横向きで2段組なのは一緒。

中身のプログラムだけれど、わたしは特に趣向は凝らしていない。習熟度ではなくて年齢若い順(幼い順)から、並べる。細かい誕生日まではこだわらないで、曲目や習熟度を考慮しながら同年齢同士は順番を決めていく。

したがって大人の生徒さんは最後のほうとなる。

降順での例外を認めるのは、中には他の習い事やクラブの活動とバッティングしている場合。車で急いで会場に来てピアノを弾いて、そこからまた学校に戻ったり、別のイベント会場に行く。

と、いうようなケース。

このような場合は最も都合のつく時間帯を選んでもらって、その場でお花と記念品を渡し、集合写真は無しであることを話して、次なる会場に向かってもらいます。

プログラムもさる事ながら、当日の手伝いはうちはMCは息子、受付は夫にやってそれで原則足りるのですが、発表会に出演しない大人の生徒さんにも協力を仰ぎます。

で、プログラムですが、年齢順に名前と曲目をwordに入力していくまではいいのですが、発表会のプログラムといえども例えば「エリーゼのために」作曲ベートーヴェン、「トルコ行進曲」作曲モーツァルト。の如き非常に、ええ非常に分かり易い曲目設定ばかりならば、あっという間に終わるのですが、はてさてこの曲誰が作曲したんだっけ?

という事態にママ陥る。冬は現在ただいま大流行り曲ではなくクラシック、クリスマスもしくは冬トラディショナル曲を推奨しているものの、モーツァルト、ベートーヴェン、リヒナー、のような分かり易いトラディショナルばかりでないのがややこしい。

クリスマスバージョンのわたしのよく知らない曲が出てくると困るのでしょう?ばかりではない。よく知った毎年恒例曲が意外や意外曲者なのだ。

例えば、、。ジングルベル作曲者誰だっけ?もー、来る年も来る年も子供さんレッスンで「♫ジングルベ~ル♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦ジングルベ~ル♪゜・*:.。. .。.:*・♪」歌って弾いてるだろうが。って、いーやでもこれとそれとは話が違う。

毎年、ジングルベルの作曲者が誰であるか悩む。

ジングルベルばかりではありません。きよしこの夜って賛美歌なの?作曲者誰?またはウィンターワンダーランドって誰の作曲。

この作業、だいたい楽譜引っ張り出さなくてもパソコンがあればほぼ解決はつくのだが、後回しにしてはいけない。だいたいうちのスタイルは、曲目紹介を入れる。

プログラム出来たあとの作業がまた待っているのだから、そう、出演者とその演目がだいたい決まり次第、wordを起動させて制作開始をする。

もう1度チェックをするのは、思い違いがあるかも知れないので全員の年齢、学年を確認する。

楽しい発表会になるようにo(^o^)o祈りを込めてwordを起動させる。そして年末もまた、歌はやめたほうがいいだろう。

クリスマスシーズン素敵な歌がたくさんあるのに残念だ(無念)。

ピアノレッスンカルテ年度初め

9月はうちの教室の年度初め、9月が年度初めなのは何も外国の学校を見習ったわけではなく、このピアノレッスンカルテで教室の管理を行い始めたのが9月だったからだ。

このレッスンカルテは1年で満期となる。したがって翌年には新たなレッスンカルテを購入することになる。


これです。

だが、今までつまり2020年の8月までは主に使っていたのは、文字通りレッスンカルテの部分、出席と月謝納入欄そして、パーソナルデータとその裏にレッスンの記録を記入していく。

出欠と、月謝の納入チェック欄そしてこの左側に生徒の氏名の1欄がある。

わたしはあっという間にマシンが計算をしてくれるExcelで出納は管理しているが、この名簿と出欠のページは大変重宝しております。今まではこれのためにこのピアノレッスンカルテ購入していました。

パーソナルデータですが、プライバシーのこともあるので、必要最低限度のことしか記入しません。

めいっぱい使うのはこの、裏面のレッスンの記録どこまでレッスンして宿題はどの曲、次の週から始めたいこと等を記入。これは役にたちます。

それ以外の、スケジュールはわたしはレッスン手帳を使っていたのだけれど、今年度はやめました。主に週間の時間割を記入していたのだけれど、スケジュール帳を兼ねた手帳はたけいみきさんの可愛い(•’╻’• ۶)۶手帳2021年用に購入した(^-^)


これです。2020年の10月から使えて、2022年のカレンダーまで載ってます。大体のスケジュール管理はこの手帳で行って、詳しいレッスンスケジュールはやはりピアノレッスンカルテを使うことにしました。

ちゃんと31日まで12ヶ月分揃ってます。

ここに1日から曜日を入れて、マス目に生徒名を記入して、まずは1ヶ月分のレッスンの流れをチェック。欠席振替の連絡が入った時も、多分1週間ごとの目録より管理しやすいと思う。

午前の生徒の分の欄が少ないのだが、ご多分にもれずうちだって午前の生徒は何人かの大人と、土曜の午前くらいしかレッスンはない。

その他の、行動のスケジュールも記入する。ひと月一目瞭然。

そして、発表会についてもこのピアノレッスンカルテで管理していくことに決定、ExcelはExcelで便利だけれど、なにアナログをなめんなよ。紙媒体のほうが面倒でなくていい場面も多い。

6ヶ月前からのスケジュールを記入する。もちろん3ヶ月前からというのも別にある。

なんとなく、あの頃になったらこれやろうかな?!と、思ってるから時間のロスが増えるのだ。これに、いつ何をするか1ヶ月のレッスンスケジュールと合わせて管理する。

いつ花屋に行く、いつ発表会費を徴収するか決める。記念品の発注はこの日までにする。プログラムの試作はいつまで、最終決定のプログラムはどこまでに作ってみんなに渡す。ビデオ、写真の手配はいつまでにする。

これで今年こそは訳も分からず忙しい状態から解放されるのだ。

誰が何を弾くか決まり次第ここに記入。

これはプログラム制作に役に立つ。ちなみにうちはわたしがwordでプログラムは作っております。

今回からはこれでしっかり管理する。発表会の経費のこと。

これもExcelはExcelで管理するが、こっちのほうが直感的にわかりやすい。これが記入欄のAのほう。

ちゃんと付箋貼りましたよ。あら、出金もうしたのに記入してない。早速しますわ。

発表会は必ず赤字を出さないようにして、かつここから夏の発表会の会場費を負担するのだから、そこのところも引き締めてやっていきましょう。

また、このピアノレッスンカルテでうちにはあまり出る幕がないのが、FAX用紙。mail、ショートメール、LINEでやり取りしているとFAXでのやりとりは全然このところしていない。

だが、このFAX用紙捨てたもんじゃないと思いますよ。未だに家電だけを連絡手段にしている講師にはとても重宝すると思う。

ええ、わたしの所属する研究会では未だに電話連絡網という家電の連絡手段を活用中ですから。

では、年度初めの2020年9月まであと14日、この年度が実り多い年でありますように。

2020年夏の発表会

今年のコロナウィルス騒動で夏の発表会の開催はおろか、教室の存続が怪しいのではないかという危機的状況に陥っていた。

だが、教室の運営はなんとか持ち直し、お上はライブやコンサートの活動にGoサインを出した(^o^)ノ イエー!プロ野球も観客入れ始め元通り。とはまだ行かないもの、世の中が活動開始し始めた。

うちも危ぶまれていた夏の発表会が執り行えそうだ(^-^)生徒さんたちが「怖いから今回は見合わせてください。」って、声が多ければ中止も検討したが、楽しみです。の声が多かったので決行することにした。

話は逸れるが、政府が文化芸術活動に携わる人を援助する。というので、調べたがうちの教室は対象外。これは、ライブやコンサートで生計を立てている人向け。うちの発表会は有料チケット(ホールによっては無料チケットを発券するのを推奨しているところもある。)発行しない。

取り敢えず、あかいくつ劇場はキャンセルしないでそのままにしておいた。小学生や中学生たちも学校に通い始め、部活も解禁になった。ただ、例年とは違ってかくも長き休校が続いたのでその分2020年の夏休みは短い。

わたしはfaxで、当日の流れについてと、使用備品の注文そしてプログラムを送信。

例年とは違うであろうから、あかいくつ劇場のサイトにアクセスして、今年の注意点を調べる。

それによると、歌を歌うのはフェースシールドを付けなきゃならないようなので、今年はみんなで歌いましょう。は中止。

147席の劇場だが、客席は70席程度の収容人数にしてください。これはまるごと問題なし。そんなに大勢の客は来て欲しくても来ない。

消毒液を常備して入場者には手の消毒を義務付けて欲しい。これはうちにもレッスン時の消毒液はあるので持参しよう。

そして、会館によっては出演者全員の氏名と連絡先を保健所に届ける義務があるそうだが、あかいくつ劇場は小規模な劇場であるためか、主催者のわたしが出演者の氏名と連絡先を把握しておいてください。とのこと。

大規模劇場だと、出演者の氏名や連絡先を保健所に届けるそうだ。冬もここで発表会をしましょう。

なんだか、いつもの発表会とは少し雰囲気違うかな?

そして29日は冬の発表会の抽選に行く。

冬の発表会は朝から夕方まで会館を借りて、お花や写真ビデオ、記念品の手配もする。会費も徴収あり。

曲目も冬はクリスマス曲か、クラシック曲の中から選曲する。夏と冬で雰囲気を変える。

司会をしてくれる息子用にこれから、曲目紹介の原稿を作って、そして夏は自由曲で今現在流行ってる曲が多い。当然著作権は生きているので、jasracにもお伺いを立てなければならない。

ついでに、教室存続が危ぶまれた昨今の状況からわたしはピアノ練習してないので、講師演奏はなし。

ホントに楽しいツェルニー40番

大昔(今でもあるのかどうかわからない。)明るい農村というテレビ番組があった。あれは、明るい。というタイトルつけないと誰も観る気がしないから明るい。と、言ってるだけで、ホントの番組内容はけっこう暗い。

ということを言っている当時の友人がいた。もっともその「明るい農村」なる番組をわたしは鑑賞したことはない。だいたいわたしは生まれも育ちも東京で、今は横浜地区でも農協のない場所に住んでいるので、おおよそ農村とは縁のない人生なので、農村について。って言われても、明るいんだか暗いんだかピンとこない。

それと同じく、楽しいピアノレッスン、楽しいピアノレッスン。っていうのもどうかね(?_?)本当はストイックで根気と集中力のいる稽古が待ってるんだから覚悟しなさい。ってのが、本音のところ、楽しいレッスンしています。って言わなきゃ生徒募集に差し障りがあるから楽しい、楽しい連呼してるんじゃないか(?_?)と、いう穿った見方。すみません。わたし物事斜めに見る癖がどこかにあるもので。

が!そんな穿った見方とは別にツェルニー40番になると本当に楽しいのです。


これがウワサのツェルニー40番。見本は全音出版のですが、いろんな出版社のが出ています。

中身はこれです。

1番と2番

ちっとも楽しそうじゃないじゃないよ!と、言うなかれ。この時期になると本当にエチュードが楽しくなってくるのだ。

ピアノに限らず芸事はなんでもそうだと思うが、芸事の上達は階段を1段ずつ上がるように1歩ずつ上達する。っていうものでもなくて、なんだか半年も1年もメが出ない感じで「もうやめようか?」モードにさえなる時期が続いたあと、突然目の前が開けたように今まで難しく感じてたことが、楽に出来るようになって、難解だったことの理解が出来た。っていうような上達をする。

その出来る。解る。ヾ(*´∀`*)ノの時期にツェルニー40番に進む。ということがおうおうにしてあるのだ。

ツェルニー30番で後から後から押し寄せて来る16分音符の羅列が思うように指が動かず、拍子感覚出せ。って言われても、音符ダマを追いかけて指が絡まないように弾くだけで精一杯。これで、本当に明るい明日が来るのかしら?と、嘆きモードにすらなる苦闘時代。

30番の途上にせよ。40番の途上にせよ。だいたいこれくらいの時期に16分音符の羅列が全体把握してしまえるようになる。

そうなるとなかなかどうして、エチュードは楽しいo(^o^)oこれ練習すれば長大なベートーヴェンの後期の有名どころのソナタ攻略も現実のものとなる。その動機がやる気にも繋がる。

ツェルニー40番は名前の如く40曲、順調に進めば1年で終わらせることが出来る。いや、多少の紆余曲折があっても2,3年これが終わればツェルニー50番かクラマービューロー60、そこまでたどり着けば当初の目標、綺羅星のような名曲大曲を弾ける日がやってくる。

そうです。ツェルニー40番に入る頃には先が見えてくるのです。

皆様から疎まれるツェルニー30番、この山超えてツェルニー40番まで到達すれば景色は変わる。ことを念じて、過渡期の30番頑張りましょう。

おんがくかるた~記号を覚えよう♫

おんがくかるたという音楽用語や記号を覚えるためのグッズがある。本当にかるたみたいに使える。


これです。

わたしは楽典のお勉強で、新しい記号や音楽用語が出てくるたびに表、に読み方と意味、裏にその記号が書いてある札を使って学習しておりました。

これ使ってかるた大会出来るかいな?と、お考えましたが、かるた大会のようなイベントは残念未だ実現してはおりません。

ですが、レッスンで記号札見せて、ハイこれ、4分音符ね。1拍(8分の6だったら、2拍、2分の2だったら半拍というようなことはここでは便宜上言わない。)横に点が付いてたら付点4分音符、下や上つまり音符ダマの上や下に点が着いたのはスタッカート。違いが分かるかな?

と、このようにバスティンベイシックスセオリーの学習に緑札を併用して、楽典のお勉強をしていたのです。

さて、そろそろかるた遊びいえ、かるた学習始動かな?

緑が記号札取り札で、ピンクが読み札です。
裏側です。

これで遊ぶのってどうよ?!とも思って、長らくかるた遊びみたいな使い方はしていなかったのですが、几帳面で整理整頓が上手な生徒さんがいて、この札、待ち時間に全部1から50まで揃えていてくれるのです。

その点は雑破な性格のわたしは50枚×2で構成されてることすらあんまり考えていませんでした。

丁度セオリーが切れた。というか、ワークブックでのお勉強が尽きた時、かるた整理していくれていつもありがとう、では、かるたで遊ぼうヽ(*´∀`)ノいや、遊びじゃない。これは楽典の総復習のお勉強。

わたし、心の片隅で(かるたなんてとっくに卒業したんだけどなー)モードあり、だが、やってみると面白い。そして、アッチェレランドやドルチェは習ってないからいいよ。と、外した札まで覚えてくれようとする。

ゲーム感覚でお勉強が出来て、根気と集中力のいるピアノを弾くというレッスンが一段落した後には開放感もあっていい学習法です。


このシリーズはピアノの学習とは関係ありませんが、息子が小学生の頃これで勉強していたのです。

一応息子は文系私大最難関の大学卒業しています。というと、さぞやわたしが小さい頃からガツガツ塾だ参考書だといって勉強させたんだろう。って、ことなくて小学生の頃は、塾は公文に1年通って(懲りて)やめたのが全てです。

中学、高校、予備校も自分で決めてきてわたしは授業料払っただけです。わたしが熱心だったのは、(^O^)!ほ、高校の硬式野球部の世話と応援です(≧∇≦)

つまりは、面白い。と思って学習したことは身につくのです。

ピアノ習う以上は楽典的なことは是非覚えて欲しいのですが、楽典の教科書広げて端から端まで読破しよう。ったって、面白いはずないじゃないですか。

50の記号と用語攻略するのだ。ゲーム感覚で覚えればすぐに身につく(^o^)ノ イエー!時にはノリ軽く学習しましょ。

50記号と音楽用語覚えれば、大したもの!

なので、これからも楽しいo(^o^)oグッズを探索いたします。