ピアノのお手入れ

ピアノに猫の足跡がてんてんとついてる(=ΦエΦ=)

猫めの狼藉は、、。もー仕方ない。
猫はピアノの上に乗れる。

うちのグランドピアノの上を歩く。
歩けば、猫の肉球型の足跡がつく。

ピアノこのように工場出荷時のように美しいままでいてくれない。

オドロキΣ(゚д゚lll)桃木なことに最近はネットでグランドピアノが売っている。

だが、ものは全て置いときゃ汚れがつく、ヤワなくすみや曇りならば、

このようなピアノポリッシュを柔らかい布に浸して拭けば、たちまち美しいピアノに蘇るが、これがしつこい汚れ(例えばうちはピアノが置いてある1階に間仕切りがないので油汚れまでする。)だと、ピアノポリッシュでは間に合わない。

ピアノの汚れに関しては、ここ数年は全く縁なくなったのが、ロジンの汚れ。

弦楽器、それもヴァイオリン属の弦楽器と合わせたりヴァイオリン属の楽器のレッスンすると弓につける松脂の飛沫で汚れる(そうだ。)
これは経験値ではない。

調律師さんから聞いた。
うちのピアノが松脂様のものが引っ付いてるので、ヴァイオリン演奏する方いるんですか?

と、質問された。
いえ、昔はよく合わせたんですが、引越ししてしまったもので、、。

なのに、不思議うちのピアノは松脂汚れがあった。

なんだか美味しそうにも見える松脂。
これをヴァイオリンの弓に擦りつける。
あのヴァイオリンの妙なる調べは、弓の滑り止めに負うことが大きい。

だが、うちはヴァイオリン科はなく、ヴァイオリニストと合わせることも絶えて久しい。

じゃ?なんでだ!

わかった。(^-^)/あんまりにもヴァイオリンとはかけ離れている。
野球のロジン。

これ、今でも全く同じものまだしぶとくうちにあります。
息子が高校球児の頃、さんざ使った野球用滑り止め、楽器演奏も野球も同じこと考えているのか、、。
息子高校生の頃は、生意気にも高校生もバッティンググローブ使ってましたが、その昔は高校球児はあたかも芸妓の白塗り化粧の如くロジンで手から腕まで真っ白けにしていたものです。

今だって、手の甲から腕の途上までロジンで白塗りしているピッチャーいますよね。

ご丁寧にスプレー式というのもある。

これ公式戦では使えないらしいがなぜかある。

とにかく、息子高校球児時代の遺物のおかげでピアノにベトベト汚れが付いた。

一時はどうしようかピアノ全体を塗り直してもらおうか?
とさえ考えたが、ピアノは外側が曇りでも弾ける。
うちのピアノはまだまだもつ。

ピアノポリッシュで手に負えないベトベト汚れは中性洗剤であたかも食器を洗うが如くピアノの外側を洗うしかありません。

ただし、中にまで石鹸水が入り込まないように注意は致しまししょう。
間違って多少入り込んでもそれくらいで壊れはしません。

その方法は
布を使う場合はピアノ本体に中性洗剤を適量かけて布で徹底的に擦る。

すると洗剤ごと布に汚れがつきます。
次、固く絞った布で洗剤分を拭き取る。
仕上げ、乾いた布で水分を拭き取る。

このような頑張りで、限りなく工場出荷時に近づいたピアノに蘇ります。

スポンジを使用する場合はスポンジにやはり中性洗剤を染み込ませる。
わたしは円を描くようにこすっていって、そののち絞り布、乾燥布で拭き取って完了。

ほんとにこんな洗剤で丸ごとOKです。

昔はピアノというとあたかも高価な美術品の如くそ〜ーっと扱って、ゾーキンで掃除するなんてとんでもない。
絹の端切れでそおーっと、微かな傷も付けぬように扱いましょう。

でも大丈夫です。雑巾で手入れしたってピアノは壊れません。

というような時代もあったみたいですが、それですませるにはピアノ本体に常時カバーかけておくことです。
だが、常時カバーかけといたら何時弾くの?

今でも売ってますよ。

グランド用がこれです。

中性洗剤による。ピアノメンテナンスを行わずに済ませるには、このようなピアノカバーが役に立ちます。

わたしもカバーかけていた時代があったのですが、わたしの悪い癖でカバーがあるとその上に花瓶載せて薔薇や百合の花を飾り立てたくなるのです。
それで、ピアノ弾いていてもひっくり返ったりしません。

花の香りにつつまれたラグジュアリーな練習ができますが、ある時、猫に花瓶を蹴られてあたり一面水浸しになって懲りてやめました。

うちのピアノはもう20年選手、でもまだまだ当面はもちそう。
今回の猫の足あとはピアノポリッシュでカタがついた。

サンプルDVD

春の嵐吹き荒れる今日この頃。
去年のクリスマス☆*::*:☆MerryXmas☆:*::*☆の発表会のサンプルDVDが送られてきました。

わたしコンサートは終わった途端に忘れてしまう(特に悪かった演奏については)という
特技があるので、記録に残しておく。

ということは重要な意味を持つ。

わたしはビデオ収録は業者さんに任せている。(写真も)

システムとしては、ビデオの会社に曜日時間会場を伝えて(ピアノの発表会であることも)契約する。

すると当日録画機器を携えたビデオマンがやってきて、録画をしてくれる。

写真もコミで頼めば写真も撮影してくれる。

そして、後日サンプルビデオが送られてくるので、わたしがチェックする。
そののち、人数分のDVDが送られてきて、皆様の演奏の記念及び反省材料及び改めて驚嘆する。

このような流れとなり、わたし的には反省材料は次の発表会までに改善するよう努力をする。

今回は毎年MC務めてくれた息子が就職したため、わたしがその役給わったが、、。
やはりこればかりは息子に比べりゃ下手。

それは息子は就職する前はMCでギャラ貰ってたこともあるんだから、それに比べりゃ下手で仕方ない。
とは、言ってはいけない。

最善の努力はしなければならない。

検めてチェックしていると、季節が変わった。こと実感。
だって、発表会は去年の☆*::*:☆MerryXmas☆:*::*☆クリスマスだったから。

演奏曲目もクリスマスシーズンの曲は多い。

表紙見てるだけで季節逆戻り、クリスマスは大昔だった(´∇`)<Merry☆Christmas

ヤマハミュージックメディアの楽譜は美しい。

わたしが発表会12月に行うのは南関東の天候安定の時期なのと、やはりクリスマスの音楽は心躍るもの敬虔なもの、いい音楽が多いからです。

NGな時期は2月、当日に大雪が降られると目も当てられない。
南関東は2月雪に祟られる。
12月1月は安定した晴天が続く。

もうひとつ、12月はまだインフルエンザが蔓延していない。
今シーズンはインフルエンザも力なくしているらしく、流行が今ひとつ今ふたつですが、、。
驚異は2月にふつうはやってくるのです。

大流行されたらもう最悪取り止めにせざる負えない。

これはカワイ出版の曲集です。
これもクリスマスらしい、素敵なイラストです。

どうしても、2冊以上になると重複した曲は出てきますが、たいていは編曲が違うのでそれはそれで楽しめるし勉強にもなります。

DVDチェックは、録画は文句なしにOK、ジャケットになる文字にいくらかの入力ミスがあったのでそれを会社に伝えて、あとは到着を楽しみに待ちます。

これで去年の発表会イベントの全ては完了。
また次の発表会に向けて着々と準備を進めてゆくのです。

ビデオでドレス、プロポーション(わたし太りすぎている。)も要チェック。


アプリを使って魅力的な音楽の発掘にも心がけます!

サラバンド

4分の3拍子の発明といえば、華やかなウィンナーワルツを思い浮かべますよね。
今時、4分の3拍子如きの拍子感覚が悪けりゃ、ダンス系オールアウトと言っても言い過ぎでないので3拍感覚疎かにせずにレッスンいたしますよ。

だが、3拍子の発明はワルツの発明より古く、やはり舞曲としてはメヌエット。
アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳のト長調のメヌエット、レーソラシド(ここまで1小節)レソソ(2小節目)初めてのバロック曲によくお稽古されます。

ただこの可愛らしいメヌエット見かけの可愛らしさと裏腹に、痩せても枯れてもお子様向けでもバロック曲なだけあって右手メロディーあっという間にクリア出来ても、左手の伴奏とはいえぬもう1つの旋律弾く、更にそれを両手合わせる段階で結構な苦戦を強いられる曲者なのです。

そして、わたし的に心惹かれる3拍子舞曲は実はメヌエットならぬサラバンド。

わたし、フランス組曲お稽古し始めし頃、さんざ先生に舞曲は揺らすな。て、注意されて。
ははーっ、すみません。その程度にはリズム感悪いもので、、。

揺らすな。とは要するにテンポを気ままに早くしたり遅くしたりするな(`Δ´)!ということ。
では、舞曲ってなんだ?ってから。

後に音大附属に行ってなんのことはないダンス系のことと判明。
そんなことも知らずにレッスンしてたのかよ。って呆れますが、その頃のピアノの先生というのはそうそう質問出来ない雰囲気漂わせてたんですよ。

そのバロック時代のダンス系、収録作品のフランス組曲、イギリス組曲。
早め遅め、2拍子3拍子4拍子、更には16分の12拍子のジーグまで揃っていて、さてこの時代の人たちはこのダンス系曲で熱狂して踊っていたのであろう!

組みにされると好き嫌いのバラツキが出てきてくるが、いやそのような我が儘は許されない端から端までバロック曲は厳正に弾かねばならない。
何故か、わたし組曲は端から端まで弾かなければ気がすまないのですけれど、当然好みは出てきます。

わたし的にバロック時代のダンス系一押しはサラバンド。
4分の3もしくは2分の3の緩やかなスペイン舞曲、テンポは遅い。

あるとき、音大卒業後レッスンを受けに行った。
そこで張り切って、弾いたサラバンド。
バロックらしく厳正かつ神に捧げる音楽の如く崇高に、、。

だがその時受けた注意。
サラバンドはどのようなタイプの舞曲か知っているか?

ええ、サラバンドはスペイン舞曲ゆったりと荘厳に、、。

あのね。サラバンドというのは何を隠そうΣ(´∀`;)
バロック時代の色っぽい舞曲で風紀の乱れを助長する恐れがあるのでサラバンドを踊るのは禁止令とて出た。

そのような官能的音楽であるからして、もっとムード出して弾きなさい。

そうか、、。そうだったのか、サラバンドってエロ系音楽だったのかΣ(゚д゚lll)
しかしあの時代にエロい。と言っても女性の踝が見えてもエロかったのであろうから、現代のように娘が太ももまで出してる時代とはおのずとエロさの定義も違う。

まあ、良いわ。とにかくサラバンドはテンポルバートはなしにしても(テンポルバートはテンポ揺らすこと。)官能的に弾いて見せよう。
わたしはもう大人だしね。(ΦωΦ)フフフ…

そのような薫陶受けつつ、稽古に励んだバロックダンス系です。

とりわけ、わたしがゾクとするほど好きなサラバンドはイギリス組曲3番のト短調のサラバンド。
この組曲の中ではわたしプレリュードも好きです。

イギリス組曲3番ト短調のサラバンド、盛大な装飾音符とそれを支える長大な低音。32分音符と64分音符の流れに18世紀的トレンディーと18世紀的色っぽさを感じます。





4分の3拍子

日本人は3拍子が苦手。
学生の頃聞いて、それが何?本当かいな?

くらいにしか思わなかったがガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
そののち、大人数の生徒持たされて教える身になると、、。

3拍子が感知出来ない生徒がいる。
なにそれ?
って、思いますよね。

具体的言うと、ミード、ミード→ミが2分音符ドが4分音符、これで伴奏1、23に併せて完了。
簡単でしょ。
が、簡単じゃない。ミードにならずにミードーになる。
つまりはミもドも2分音符にしてくれる。

あのな。ドはミの半分の長さ、なのでミーッドッという感じで弾いてみて。
だが、このあくまで4拍子に拘ろう姿勢は変わらずミーッドーッくらいにしか進化しない。

これが日本人は3拍子が苦手ってやつか?!納得した。

だが、あくまで4拍子2拍子に拘る脳体質。
というのもわからないワケじゃない。

何故なら人間は2足歩行している。
リズム感というのの根本は歩行にほかならない。

したがって3拍子はイレギュラーな筈。
多分、西ヨーロッパの民族がアジア系である日本人より3拍子感覚が優れている。
というのはアジアよりヨーロッパのほうが3拍子の発明が早かったからかと思われます。

で、その3拍子未だに手こずらされておりますわ。
ということは、不思議不思議ありません。
新卒に近い若い頃から幾歳月、わたし若くなくなってきて再就業した音楽教室。

それからはたまた幾歳月、3拍子がどうしても取れない生徒は皆無。
リズム感のいい世の中になって、天然痘の如く3拍子不感知人間、中年層以下年齢撲滅か\(◎o◎)/!

うちの教室くらいだと、いっぺんに100人もの生徒が集まることはないのでサンプル数は不足していると思われます。

ですが、リズム感覚はその昔に比べると格段に良いですね。

だが、3拍子も6拍子も全て2拍子4拍子に置き換えて演奏する生徒は皆無とはいえ、やはり3拍子感覚が良くない。ということはあります。

その場合楽しく3拍子リズムを習得するには、、。

タンバリン、トライアングルその他の打楽器を使います。
打楽器使うのはピアノから少し離れて目先変えるためで手拍子でも全くOKかと思われます。

打楽器を3拍子曲に合わせて(ピアノはわたしが弾く。)1,23間隔でたたきます。

これ、几帳面に1拍目で叩いて、23はお休みする。
のが王道なのですが、1拍から3拍まで全て叩かないと気がすまない。
という方もいますが、これはリズム感より性格の問題かと思われるのでたいていは好きに打たせます。

このパーカッションレッスンしているうちに、3拍子でも6拍子でもいつの間にか自然体でピアノで弾けるようになってきます。
今はラクです(*´∀`*)

このようなアプリから音楽をいくらでも(だって2000万曲ですよ。)いつでも鑑賞出来るようになったので、リズム感相対音感ともども、とっても優れている少年少女は育っています。





ブラインドタッチ

ブラインドタッチとは、キーボードを見ないでモニターだけ見て入力すること。
パソコンのオペレータはこれできなきゃ仕事にならないんでしょうね。

わたしパソコンに関してはブラインドタッチ下手で、今からでもどうにかしなきゃならない!
状態なのですが、うちは息子ブラインドタッチ上手です。

中学生のころブラインドタッチ練習用ソフトでよく練習していました。
あのソフトまだあるのかいな?

あったとしてもWindows98の頃のだからなー。
あの頃は本牧にあったPCデポにソフト買いにいったけれど、今は本牧にはあの店はない。


これは、パソコンのお店。
ソフトがダウンロードで買えてしまう。進化したものだ。

そこで、問題とするのはパソコンのブラインドタッチは1週間練習すればマスター出来る。

って、ことらしいが、そうはコトが簡単でないのはピアノのブラインドタッチ。
なんなのそれ!?
と、わたしもピアノの教え方講座の本を読んだ時に思いました。

つまりはパソコンと一緒、手を見ない。次はパソコンと違ってモニターでなく楽譜を見て弾く。
そっか解った。

そこでわたし楽譜を開いてピアノ弾いてみた。
きゃはは、パソコンのブラインドタッチなんかよりはるかに簡単。
待て、だがこんなこと普通に出来るんじゃないか?

それがこれ、聴いて弾いている。
楽譜を見ないで聴いて弾く練習ばかりしているとブラインドタッチがいつまでも出来ない。
自分の手を見ないと弾けない。という癖がつく、初心者頃はこれでも間に合う。

何故なら、聴いて全て覚えて弾くのが困難でないから。

だが、上達の過程で必ずこの楽譜を見ないで弾く癖は捕まる。
つまり複雑な曲になると譜読みしなければ最早聞き覚えだけで弾くのは不可能となる。

これね。2小節くらいずつ、小分けにして少しずつ少しずつ全て暗譜してしまうという方法を取ればブラインドタッチが出来なくても楽曲仕上げること不可能ではないんだけど。
ものすごく、効率悪いのです。

そういやわたし幼少の砌、ピアノの先生と親がそれはそれは、小うるさくある時ひどくうるさく、楽譜見て弾け。
と、命令され、楽譜なんざ見たって面白いことが書いてあるわけじゃなし、だいたい音符の意味するとことなんて見たってわかんないもんね。

と、心の中で嘯きつつ、もうその大人のウザさに負け、仕方なく譜面見て弾いたのです。

後にわたしは音感がないこと判明いたしましたので、わたしの場合、聞き覚えで弾いていたのではなく、おそらく鍵盤位置を見て弾いていたと推測されます。

だが、ウザがりながらもわたしはちゃんとブラインドタッチ教育は受けていたのです。

そしてそれ、やってたらアラ不思議いつの間にか5線と音符玉の意図するところ突然理解できちゃってた。

今でもそうですけれど、わたしが成人した頃からは音感教育こそが大事。
だから、聴いて弾く練習は偉い(^-^)

雰囲気強くって、音感ないわたしはなんで幼少の頃ドレミッ♫ハイッ、次はドレミかなドミソかな?当ててみて!
やってくれなかったんだ。
と、嘆きました。

わたしと違って音感ある生徒はやはり聴いて覚えて弾いてしまいたがるのですが、それはそれで結構なことなのですが、やはりブラインドタッチ出来ないことには複雑で大きな曲弾くには必要不可欠。

更には、楽譜というのは単に音の位置と長さ示すだけでなく、作曲家の意図を汲み取る指示が沢山あるのです。

見て弾く練習繰り返すうちに、手を見ないで音符のかたまりを追って行くのが上手になり、線の上のタマの羅列に過ぎなかった楽譜が、脳がショートカット機能使ってくれてある日突然意図が読めるようになるのです。

ウザがられても楽譜見て弾きましょうね♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
言い続けなければなりません。

ちゃんとピアノを弾くイメージをイラストにしてあるバーナムピアノテクニック。

みんなのうたや学校で習う楽しい歌、前前前世は聴いて弾いてしまっても、このバーナムシリーズは必ず(見るそばから覚えてしまっても)楽譜見て手を見ないで弾くように指導。

耳コピ訓練も大事だけれど、ブラインドタッチ出来るように頑張ろうね\(*⌒0⌒)♪