こいのぼり~甍の波シリーズのこと

ある意味とても興味深い童謡唱歌

先日わたしは新たな楽譜を購入した。わたしはレッスンの終盤に幼児児童の生徒の場合、一緒にお歌を歌うことが多い。

ピアノが好きだ。って、言ってもピアノのレッスンおよびピアノの練習というのは根気と集中力のいる作業ではあるので、最後によく知られた歌や好きなお歌を歌うことで発散しましょう。です。

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そして最近ヤマハに行って購入したのがこの1冊です。

出版社は野ばら社、うー-ん、懐かしい🐱野ばら社昔から、お歌の楽譜を出版していた。出版社見たときは、えー-、まだやってたのか(*_*)と、感無量、いえいえ失礼です。盛業中です。野ばら社。

この出版社創業は昭和4年なのでそれはわたしがよく知っているはずです。しかも、所在地東京都北区西ヶ原、わたしの実家のご近所さんではないですか(❁´◡`❁)

ともあれ、この野ばら社出版のピアノ伴奏付童謡唱歌、目指すお歌を探し当てたのです。

うち中探してもなかった子供のための名曲とは?

それはこいのぼり🎏いえ、屋根より高い🎵のこいのぼりの楽譜は簡易伴奏つきから、歌だけの1段譜、本格伴奏つき、シニアのための、までその数10冊はあったんのですが、、。

保育園児が「昔のこいのぼりの🎏のお歌ないの?」なんだそそれは❓

どんなお歌❓

(^^♪いらかのなみと~♪

それは知ってる知ってる!私だってそれくらいは人間が古いから知ってるわ。何?最近はリバイバルブームで保育園や幼稚園でも、シニア童謡版にもないような歌を歌っているのか?

やるもんだ💦

だが、是非とも甍の波版の童謡楽譜を手に入れたいものだ。これ、プリント楽譜ならば、ちゃんと販売中。

それはいい。今回はもう1冊、甍の波🎏版+そのようなシブいシニアが喜ぶ、そして昨今のリバイバルブーム(があるかどうかは定かではないが)と思しき保育園、幼稚園園児が歌う歌曲集を探そう。

こればかりは直接曲集を見るのが1番なのだ。例えばツェルニー40番が欲しい。ならば、楽天やアマゾンで注文するのが早い。

よほどレアな版にこだわりがあるならば別だが、たいていの流通している版は揃っている。ツェルニー40番は全てツェルニー40番なのだ。

だが、この唱歌集みたいなのは油断もスキもないのだ。あー、この曲とこの曲収録されてるからいいわね。って、届いたのみたら混声4部合唱の楽譜だったり、はたまた曲名が同じ目指す歌とは違ったり、うちはレッスンの上りに軽く季節のお歌でも(o^―^o)ニコのノリなのに、ピアノソロみたいなとても初見では弾けそうもない伴奏がついてたり。

あるのですよ。

なので、わたしは横浜のヤマハまで行ってが、甍の波🎏あまりに少ない。うー-ん、未だ流行りに乗り遅れているのか、それともローカルな流行だったのか?

だが、流石はヤマハちゃんとこの野ばら社の甍の波🎏つき、童謡唱歌集置いてありました。

あまりにもシブい童謡唱歌

収録曲はまた、甍の波🎏以外も大変シブい。江戸子守歌から始まって、あんたがたどこさ(今の少女もこの歌で毬をついているのだろうか?)しかられて、きんたろう、ももたろう、浦島太郎(auのコマーシャルじゃないよ。)赤い鳥小鳥、時計台の鐘、その他全196曲。

そして、伴奏が簡易伴奏に近い伴奏で、これなら初見で伴奏弾ける。

わたし、ときたまシニアのための(早い話老人会)集会の歌番とちょっとしたピアノ演奏たのまれるのだが、その暁にはこの曲集をおおいに活用しよう。

保育園のリバイバルブームは本物かな?

お山の杉の子

どうにもこうにも最近のピアノ教室運営はピアノ教室だけでは立ちゆかなくなっているらしいのだ。もちろんうちみたいなのではなく、ピアノ教授のみで経済的自立はおろか、家族を養える域まで達している人だっている。(エラいな。)

だが、うちのようにそもそも専用の音楽室を持たないでリビングでレッスンしている環境だとキャパもほどほど。ではどうしらいいか?多角経営をしよう!(^^)!

といってもわたしのキャラではいわゆるコンサルタント業務や自己啓発セミナーもどきのことは出来ない。そんなわたしに出来る多角経営って何よ?わたしピアノ弾く以外何が出来る。

教室経営で培った掃除や長い主婦歴で身につけた手早く料理すること。なんかはちょっと違う気がするので、、。

違わないモノとして、歌える。パソコンが使える。

そうよ(o゚▽゚)oパソコンは置いといて、今回歌のイベントを企画。

今までは何となく歌のイベントって、避けてきたのはわたしの声は大人向けのソプラノで、いわゆる歌のおねえさんのソプラノではない。鈴を転がすような可愛らしいソプラノではないので、童謡、子供の歌というのは避けたほうが良かろうと、思っていた。

だが!かまうものか、やってみよう。なのでシニアのための歌のサークルを企画近所の地区センターで夏第1回目を開催予定。

そこで、お子様ではなくシニア層に受ける歌を探す。夏なので「われは海の子」のような年配向けの歌を探す。「すいかのめいさんち」のような歌はシニアの方は知らないであろう。

その中でピックアップしたあるお歌が、「お山の杉の子」この歌何故か、中学生の頃、遠足修学旅行があるたんびにバスで歌ってた男子がいたのだ。それでよく覚えている。なんとなく古めかしい歌じゃあないか?これなら60代以上の方々はご存知であろう。

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シニアの童謡の様な楽譜でなく、このような横浜市立山元小学校御用達の歌集に収められていた。今時の子供はこの歌知ってるんだろうか?赤い靴や青い目の人形すらもう今時のお子様には忘れ去られているのだから、、。

なので、多少年取ってきたがまだ若い息子に尋ねる。「お山の杉の子」って知ってるか?わたしついでに太めの(体型ではありません。声です。)ソプラノで♫むかし~むかし~♪を歌う。

息子曰く「知らん。」

いつの歌だって?聞かれたので、多分戦前か戦中の歌じゃないか?

これはほぼ当たりだった。昭和19年にリリース。なんとまぁ、親に戦死された子供励ます歌だった。時代を感じます。元は6番まであったらしいが、山元小学校御用達の歌集「歌の森」には3番までしかない。

だって、昭和19年てまだ第二次世界大戦真っただ中じゃない!当然わたしの世代だってまだまだ生まれていない。ウキペディアで調べたのだが、おやまぁ、当たり前だけどまだ著作権が生きている。届け出て著作料払わなきゃならないな。

考えれば、ちょっとくらい参加費頂いても著作権料払ったらこれまた地域の活動!(*^_^*)に終わりそう。ビジネスになりそうもないよ。

かといって、著作権がとっくに切れてるドイツ歌曲あたりやっても、これじゃわたしの弾き歌い会でみんなで歌いましょうではなくなる。地域のシニアの皆様女学校でザーアインクナーブアイン♪やりました?

いにしえの女学生ならばドイツ歌曲の1つや2つ歌えるかも知れないけれど、いにしえの中学生(昔は中学というのは男子の教育機関であったのですぞ。)が知ってると思えない。

悩み多いながらも、イベント企画も始めました(#^.^#)

3月の歌~童謡、唱歌

先週宝積寺テラノホールでのコンサートの1番最後、みんなで歌いましょう。のプログラムで「故郷」を歌った。

わたしもこの歌は知ってることは知っている。わたしの持っているシニアのための童謡・唱歌集にも載っている。高野辰之作詞、岡野貞一作曲。

テラノホールでのコンサートで皆様が歌えたのはそれはシニア世代がほとんどだったからだ。残念!今時の童謡、唱歌を歌う年代のお子様たちは「なにそれ!知らない。」と、言うであろう。歌は世につれ、、。だからだ。

だいたい詞が古典文にちかいじゃないよ。と、言ったら怒られるか笑われるかするか知れないが、わたしの年代はこの歌、小学校の音楽で歌ったような気はするが、詞の意味を把握するのはその後のこと。

わたしが小学生の頃の教員は当然わたしより年齢が上なのでその世代はこの詞が古典文じゃなく現代文に思えたんだろうな。

ついでにわたしの郷里にはウサギさんが生息する山もコブナ(どんな魚なんだろう?!)が泳ぐ川も存在しない。里山の風景をうたった郷里に思いを馳せる詞になんとなく苛立ち感じるのはわたしが東京都23区出身のためで、当然郷里に里山の風景はない。(ただ、時々郷里に帰りたくなる。)

シニア世代が幼稚園、小学校で愛唱したであろう唱歌を小学校低学年や幼稚園保育園に通うくらいの年代の生徒と歌うことはほとんどないのだけれど、3月のロングヒット曲は「うれしいひなまつり」作詞サトウハチロー作曲河村光陽。とりわけ幼女の生徒さんにはレッスンの最後に歌うとウケる。

だが、雛祭りは3月3日で終わる。おひな様が退場した後のほうが3月は長いのだ。あまりおひな様出しといてはいけない。おひな様が片付かないと、娘も片付かない。という言い伝えさえあるのだ。

ただでさえ、3月は31日。28日しかない2月とは違って長い。

そして春は別れと出会いに季節。今でも小学校の卒業式に「蛍の光」歌ってるのかどうか知らないが、今時卒業の歌は「蛍の光」+「仰げば尊し」だけという事はないらしい。

今や時代は進化して数多ある卒業の歌を歌う。シニア世代の上の世代の学校の音楽の先生だったら伴奏することも指導することも困難だろうと思うな。

まぁ、それは学校の卒業の現場でのこと、わたしの教室ではもう5年生にも6年生にもなった生徒とお歌唄って今日のお稽古は終わりにしましょう。は、すでに過去のこと。

歌で今日のレッスンを締めくくるのは幼稚園保育園でうたう童謡唱歌が相応しい年齢の小さい子たち。

まだ小さな生徒さんと歌うお歌。3月の歌とりわけ年長組さんと歌うのは、「いちねんせいになったら」まど・みちお作詞山本直純作曲。「ドキドキドン!一年生」伊藤アキラ作詞桜井 順作曲。

日本が世界標準に合わせて入学が9月になることは無いであろう。桜の花とともに別れて、桜とともに一年生になるのだ。

そして3月から4月の歌とともに、わたしの教室は進学進級に併せて、4月5月の新学期の編成が始まるのだ。5月までには新編成が出揃うので1月に建てた年度計画をまた見直そう。

パプリカ~著作権のこと

近頃流行るもの、、。パプリカの踊り覚えた。歌える。ピアノで弾きたい。

わたし「、、、。パプリカってカラフルなピーマンの親玉みないなヤツか??」

(+o+)パプリカ。牛肉と炒めてもいいが、夏場に効くおかずとしては、まずはオリーブ油でニンニク千切りタマネギを炒め、更に茄子、ズッキーニ、ピーマンそしてパプリカを投入。そして、完熟トマトだけで水、スープ、塩、調味料一切加えずにトマトの水気だけで煮込む。

ラタトゥイユという野菜料理らしい。できたてでもいいが冷蔵庫で冷やしてから食してもいい。

違うわ!これは野菜及び料理のことではない。パプリカという音楽があるのだ。(知らなかった。)ジャンルではない。曲名だ。

そこまで流行っていて、リクエストが相次ぐのではわたしも情報を集めなければならない。

パプリカの楽譜はこれを入手。↓


なかなか美しい楽譜だが、なんとまぁNHK出版「みんなのうた」です!NHKもこんなカラフルで楽しげな楽譜を出版するようになったか(・0・)洒落た楽譜はどうもヤマハミュージックメディアの専売特許じゃなくなったらしい。NHKみんのうたの楽譜の表紙なんてダサいに決まってると思ってたが違ってきた。

パプリカに入っている5人のかわいらしい少年少女のユニットが歌い踊る。振り付けの図解までついております。楽譜の内容はボーカル&ピアノ、ピアノソロ、同声二部合唱の3曲というか3バージョン。

イ長調から始まって、おやおや嬰ヘ長調に転調する。これはピアノソロ部門で弾くには入門、初級の少年少女には敷居が高いかな?なので初心者さんにはピアノソロにいきなり挑戦するよりは合唱バージョンはハ長調から始まってイ長調に転調しているので、これの方がとっかかり易い。問題はピアノソロ用の編曲じゃないこと。主旋律と伴奏部分を拾って行くのが良いかと思う。また合唱用はコードネームがついてない。

頑張ってピアノで弾くより、次の発表会でみんなで歌うのはどうだ?と、そこまで考えたところで、、。Jasracだわ。パプリカを作曲したのはモーツァルトやベートーヴェンではない。米津玄師さん。作詞もゲーテではない。これまた米津玄師作詞。つまりは著作権が未だ生きてるのなんのという問題じゃない。作曲家は若い。ちいさなピアノコンサートみたいな音楽会でだって著作料は付いてくる。筈だ。

なのでいちおう発表会までは遠いが、いくらくらいかかるか調べた。Jasracのホームページに試算出来るページがあったので、パプリカ入れて著作権が発生しそうな曲は今のところ3曲。入場料は0。合計972円という半端なお値段。これくらいならば払える。

なので本日より、発表会でパプリカ歌いたい人手を上げてやるか、もしくはパプリカリクエスト生が全員パプリカにネを上げたらわたしが弾くか。実はわたしが嵌まってきた。みんなのうたいい曲が多い。

その日にはJasracよ。ちゃんと著作料払いに行くから待っててくれ。

あめふりくまのこ

あめふりくまのこ。保育園、幼稚園で歌う子供のうた。
だけれど、小学生が歌うにしてもそうは的外れでないお歌。
7月の発表会に皆さんで歌うになんとふさわしいお歌ではないか!

わたしはそう思ってほくそ笑み、歌に相応しく雨の中(*´`)可愛いくまさんがこれまた可愛い緑のちっちゃなカエルさんとトモに里芋の葉っぱの傘をさしてその葉っぱから雨の雫が滴り落ちている。
このようなイラスト発見してこの「あめふりくまのこ」の歌詞カードを間違って買ってきたB5のコピー用紙にプリントアウトいたしました。

そしたら、おやまぁ。天候のほうが見事に裏切ってくれて6月終わりに梅雨が明けちゃったじゃありませんか、、。

もーー。どうしてくれんのよ!

予報では、これまた七夕は7月7日は晴れない。の都市伝説裏切らず南関東雨模様ですが、うちの発表会はその翌週。
盛夏というに相応しい夏空が広がるに違いありません。

去年は雨☂だったのに、、。
もうひとつのお歌すいかのめいさんち。
今年、西瓜が不作じゃなくて良かったわ。



このおうたNHKのみんなのうたでリリースなのだが、年代的にはわたしが知っていても良さそうなのだが、わたしは幼少期この歌を知らなかった。
でも、よく知っているのは息子が幼少期にこの歌を聴いたからだ。

今時の生徒たちも元から知っている子供は多い。「春の小川」よりははるかに有名。
夏シリーズで言えば「我は海の子」よりずっと有名。

テンポは4分音符が105、スィングの指定、わたしが伴奏する予定の編曲では終わりのコードがadd9。
最近は童謡でもadd9使うんだわね。

そりゃそうよ。1962年のリリースだもの。
夏の童謡でも誰も知らぬと言われた「われは海の子」はリリース1910年!明治時代じゃないのよ。
文部省唱歌。つまり、お上がこの歌を日本の児童に歌わせよ。って、ことか。

ついでに不人気だった「春の小川」はリリース1912年辛うじて大正時代。
これは文部省唱歌じゃないらしい。

明治も大正も遠い。
だが、まだまだ昭和はそう遠くはないか?

だが、童謡を歌うということでは大昔の童謡歌手というものは今は存在(おそらく)しないものの、童謡は歌のおねえさんのソプラノで歌われる。
わたしはソプラノで歌えるのだけれど、童謡を歌うのは常時控えている。

それは残念だがわたしは歌のおねえさんのソプラノとは異質のソプラノだからだ。

発表会が晴れても雨がふっても今年の夏のお歌は例の「すいかのめいさんち」と「あめふりくまのこ」生徒の皆さんで歌います。