6歳の6月6日

今日は6月6日。6月6日はなんの日だ?

6歳の6月6日に芸事とりわけ楽器の芸事を始めると上達する。6月6日はそう言われる日です。

根拠あると思いますか?ありますよ。多分これはまだ、年齢が数え年の頃の言い伝えで、数え年だと生まれたその日から1歳。翌年明けで2歳と数えるので今の満年齢の6歳よりは年齢が小さい。

この年の取り方だと、12月生まれなんざソッコーで2歳になってしまう仕組みでなんだか変には感じるけど、今だって4月生まれだろうと3月生まれだろうと4月に入学3月に卒業なのだからみんながそうならそんなもん。だったんでしょう。

つまり、なんで6月6日なのかはよくわからないのだけれど、(単なる語呂合わせかもしれない。)数え年の6歳、満年齢だと5歳くらい。というのはピアノを始めるにはいい年頃だと思います。

小さければ小さいほどいいんじゃないの?という、反対論証があるでしょうが、この言い伝えは今現在の話ではないのです。この言い伝えが出来た頃はプレレッスンとでも言えるようなリトミックや幼児教室が発明される前の時代の話なのです。

今だって、練習してきたものをみて注意して良く出来ていれば合格、まだなおすところがいくつもあれば注意して練習すること。みたいなカタギのレッスンは年長さんくらいになっていればすぐ始めることが出来る。

昔風に稽古をつける。っていうのは数えの6歳くらいになればからだも大きくなってお琴や三味線を演奏し始められて師匠の言うことも理解出来て集中して稽古を受けることができるようになる。

座敷や長屋の上がりがまちで小太鼓使ってリズムうちしたり、師匠の伴奏?!(お囃子?)でお歌を歌ったり、バタバタと歩いたり走ったりしてたとは思えないもんね。3歳、4歳のレッスンはこんな感じ。

それに多分現在より6歳というのはかつては大きな意味があったのだと思うのだ。その昔(わたしが子供の頃より昔)7歳までは神の内。といって、子供がバタバタといまだったら簡単に治ったような病気で死んでいったのだ。

6歳は7歳のボーダーは超えてないけれど、753でいう5歳のボーダーは超えた。もう持って行かれないだろうという念願と感謝がこもっていたに違いないのだ。

それじゃもっと小さい頃から始めるレッスンは意味がないのか?といったらそれは違う。今は数え年6歳以前のレッスン研究が進んだのだ。

数え年6歳以前を対象とするレッスン。リトミックの研究会のまとめ役の人と話した時、わたし的には3歳4歳は教えるの難しくって、、。とコボしたら、。「4歳児は神です。」って、リトミックのレッスンからすると4歳児というのは飛躍的になんでも出来るようになる。(ホントかよ?!)

うちだって数え年6歳からとそれ以前は教材からして学齢期以前のを使ってる。

その年頃が芸事始めるのに最適。というのは、文部科学省だって6歳という年齢を学学齢年齢と定めているのです。リトミックレッスンはとにかく、5歳6歳(満年齢です。)になると子供は変わるのです。

この年齢を学習年齢。というくらい。遊びの要素なんて入れなくても学習してくれるのです。

というと、じゃ、この年齢逃すと芸事って上達しないのか。っていうと、大丈夫です。そんなことはありません。

12歳、13歳で始めても上達はします。これくらいの年齢だと,親や周囲の大人の奨めじゃなくたいていは本人の希望です。そこが強みなのだけれど、中学生くらいになるとピアノに専念出来る環境ならいいのだけれど、中学生になると塾だとか部活だとかで急に忙しくなる。

部活しないで塾はほどほどにしてりゃ、上手になるのでこの年齢で始めるのも全くOKですよ。昔は12歳でもいい。なんてことはなかったんでしょう。だって、そろそろお嫁に行く年齢だもの。

そのように6月は習い事に縁のある言い伝えがあるのですが、6月は湿度が高くなるのでピアノにとっては受難の季節、せいぜい空調かけて除湿に努めておりますが、この季節こそヤマハで良かった。と、思える季節。湿度高くても健気ににうちのヤマハは音がでてます。

ピアノレッスンフルコース

わたしがピアノ教室始めるに当たって、夢で憧れだったこと。それはグランドピアノを横並びにして、フルコースのピアノレッスンすること。

ここでのフルコースは()付きでハノン、エチュード、バッハ、曲をレッスン。

今となっては壮大な夢。叶いそうもない夢、見果てぬ夢になってしまった。だがそれはエチュード、バッハ、曲をいっぺんに持ってくる生徒がいつまでも育たないからでしょ?ではない。

それは叶うかもしれないじゃないか。そこまで打ち込んでくれる生徒が出てくる可能性はゼロじゃない。

叶いそうもないのはハード面のことだ。わたしの家ではグランドピアノを横並びに2台置く床面積がない。カワイの営業の人に部屋面積計ってもらったら互い違いにだったら2台置ける。

それも、壁面に置いてある家具を全て撤去しての話。どうしても2台横で置きたければ壁を抜いて今は台所になっているスペースまで広げなければ不可能。だが、この家は住居兼用なのでムリ。だいたい壁を抜くってのは家自体の強度の問題もあるのだからハウスメーカーさんに相談しなきゃならない。

家つまりレッスン室問題はそのようなワケでなかなか、ピアノ2台横置きの夢は叶いそうもないのだが、エチュード、バッハ、曲フルコースでレッスンする方はどうだ?

と、いうのも可能性としてはゼロじゃないにしてもキビシイことは厳しい。そもそもツェルニー30番相当まで到達する。でも、エチュードはイヤだ。という、ブルクミュラー18の練習曲でもピアノの練習ラジリテーで気が進まぬ。という。

ならば、バッハのインベンションをレッスンしましょう!っても、ツェルニー先生より皆様はバッハ大先生が嫌いなみたいなのです。もっとも、バッハのト長調やト短調のよく電話の保留に使われてる可愛い舞曲や、フランス組曲のカボット、更に硬派な平均律のハ長調のプレリュード辺りは率先して弾きたがるのだけれど。なんでそんなにインベンションを嫌うんだ。

要するにツェルニーと違ってバッハの音楽そのものが嫌われてるわけでもないのだが、ただ、インベンション嫌うのはわたしもわかる。これは伴奏、及び伴奏とおぼしきモノがないのだ。右も左もメロディーでそれがまたバロックバロックしている。

2声ならば右手のメロディー左手のメロディー別々に弾いて、それ合わせりゃいいんだから簡単じゃない。と、思うのだが、そうはいかない。だってメロディーあったらそれに合ったコード付けたくならない?なるよね。でもインベンションはそれがナシなのだ。

つまり何時までもマッチングしてくれない。なので苦労する。だけれど苦労した割にはベートヴェンのソナタやロマン派曲のような派手さがない。

なかなかフルコースのレッスンに到達してくれないのよ。

ならば、生徒はおいといてわたしがもういっぺんフルコースのレッスン受けてみたら?それはいい。実はここ2,3年も1度フルバージョンのピアノ練習して「どうよ!(^^)!」と、レッスンに持って行きたい願望はある。

だが、それも厳しいものさ。レッスン代もかかるし、練習する時間を確保しなきゃならない。

わたし昨日も学生の頃、神経病むくらいピアノが向いてないんじゃないか?って悩んだ。って書きましたが、そうよ。そんなことは本当になかったんだ。向いてなかったらこの歳になって、エチュードや平均律練習して先生探してみてもらいたい。なんて考える筈ないもん。

エチュード、バッハ、曲のフルコースはそれはそれ。うちでだってフルセットのレッスンはしております。それは、テキスト(つまりかわいいエチュード)好みの曲、セオリー(楽典ですぞ)音楽ノート(聴音)のセットです。

そのようなセットのレッスン行っておりますので生徒募集中です。と、言いたいとこですが、今のところ日々レッスンが埋まってきたのと、わたしがフルコースのレッスン受けるのはまだムリとしても多少はピアノ弾きたいのと、ブログを書きたいので、大々的な生徒募集は打ち切っております。

ですが、まだ多少の空きはありますのでレッスン希望の方はご連絡ください。

春の抽選会

昨日はあかいくつ劇の抽選に行ってきた。今年つまり2019年の10月から2020年の3月までの劇場使用権の予約をする。

ここは年に2回劇場使用権の予約会を行うのだ。第一希望日というのを提出するのだが、あかいくつ劇場を使いたく集まった人たちの希望が全くバッティングしなければ抽選は行わないらしい。が、普通そんなことはない。

今年の冬の予約は取れたことは取れたが、どうもこの12月あかいくつ劇場でのイベント多くて、希望の12月はそもそも取れない日が多いのだ。クリスマスの人形イベントでもするのかな?ここは12月は比較的取りやすかったのだが、、。

わたしは今回もくじ運悪く、集まった30人ばかりのあかいくつ劇場借りたい人々の中にあって、優先権27番目。つまり、26人もしくは26団体の人たちが先に希望の日に借りる権利を取得。わたしはその27番目にまだ空いている日にちを借り受ける事ができる。

でまた今回何故か12月希望する人多くって、えー!そうか?ここ3月の雛祭りにあわせて借りに来るとこが多かったんだけどな。

27番目のくじ引き取得権を有するわたしは12月の土日祭日は巡ってきませんでした。

決定は11月の終わり頃。11月では辛うじて秋。冬のピアノコンサートっていうイベント名にするのはなんだか変じゃないか?

なので今年の冬、いえ秋はあんまりクリスマスに因み過ぎないように選曲しよう。

ただ、ここまでは未だ仮予約。本予約は手付金を払い込んで契約が完了する。そうか、これもあるんだ。実は昨日はあかいくつ劇場の抽選会に行っただけじゃなく、5月頭の引き落としの通知書も届いた。

あのな。4月分ってこんなに支払い多いのかよ。所得税が差し引かれるのも4月だ。この上に秋の終わり頃のあかいくつ劇場への手付け、そしてうちは5月に調律も入れる。

昨日あかいくつ劇場から帰ってきて早速した仕事は(これだって全部仕事だ。)冬の(秋かも知れないけど)発表会の日取りが決定いたしました。皆様出演いたしましょうね。の配布文書を作成する。

あかいくつ劇場からの支払い通知書を待って、まずは7月の発表会。それが終わったら今回は11月の発表会にけてけてのけてイベント企画をする。

イギリス館のピアノがかわった!

どうにもやる気が出ない。眠い(-_-)zzzこれは良くない傾向だ。ウツ病になりそう(T-T)

3月の5週目休みを楽しんでイギリス館でノクターンを弾こうか?と、考えていたわたしだが、あまりにやる気が出ない。こりゃダメだ。ノクターンは7月に取っといて、今回イギリス館で催される研究会は演奏はパス。

もう、1日寝てようか?とさえ思ったが行きます!って言って昼食の予約も取って仕舞った後なのだか瀕死の重体ならばいざ知らず、ドタキャンするわけにもいかないだろう。

なのでわたし10時10分20系統のバスでイギリス館へ向かう。普段ならば10時半開始ならば10時頃に着くように向かうのだが、、。調子が出ないのだよ(T-T)

だが!みなとのみえる丘公園前で下車して、ピアノより今日は庭園巡りでもしたい気分ぢゃ。のノリでたらたらとイギリス館の扉を開けてホールに入った途端。わたしは半分眠りそうな瞳を見開いた。

イギリス館ピアノ替えたな(O_O)(またも裏切ったな💢)

イギリス館のホールです。新しいピアノはカワイのピアノ。

待て、今日は演奏披露はしないが、このピアノ弾かせてくれ!カワイに替わってるんだったら不出来でも、暗譜はさっぱり出来ていなくても楽譜が重くても持ってきて弾いたのに!あー、もったいなや、、。

わたし1曲通して弾くのはムリにしても、試弾。ところであのヤマハのSシリーズはどうしたんだ?あれ評判悪くって返品したのか?

どのピアノがいいかはピアニストの好みの問題。わたしはヤマハのSシリーズよりカワイのシゲルカワイの方が好き。

その日の研究会は滞りなく(つまりわたしひとりが準備出来てません。って、演奏しなくっても)終わった。

だが、わたしはつらつら考える。横浜市よ。わたしをあの手この手で閉め出そうたって、そうは行くか!横浜市民、5人用意すりゃイギリス館は借りられる。ゲリラ作戦を用いて権利を取得するのだ。

まずうちの家族は3人。水戸市民になっている息子は早ければこの5月に東京勤務になる。息子の住民票をこの家に移そう。それで3人。残るは2人。

なんとかして人集めをするんだ。

やっぱりイギリス館でコンサートをしたい。ミニ発表会もしたい。

その日、イギリス館となりのレストランで食べたお昼ご飯がおいしかったのでまさか、こんなことにはなるまい。と、思ったのだが、それは悪魔の如くやってきた。

どうも調子が出なかったはずだ。わたしは5週目休み楽しむどころかその後、38度もの熱出して寝込んだ。医者の見立てでは単なる風邪だ。ってこと。発熱以前に風邪の病原菌が体内で暴れる機会をうかがっていたのだ。

なお今回の病気は働き過ぎによるものらしいので、今年の春は生徒募集中のポスティングは見合わせることにした。

ブルクミュラー18の練習曲再び

なんでそんなにツェルニー30番を嫌うんだ!あまりの嫌われさ加減にわたしは諦めて、しばらくツェルニー30番はお休み!の処置を取る。

不思議な事に成人の生徒さんはそうはツェルニー30番を嫌わない。真面目、真面に見てきてくれる。

嗚呼少女に嫌われしカール・ツェルニー先生。(うちの教室ではツェルニー30番お勉強中の少年はいない。)

わたしの少女時代はどうだったかな?いや、一応わたしは高校から専門教育受けたので、嫌いだからヤメ。は、NGであった。嫌いな曲だって試験曲に選ばれることあるもんね。

だが、練習曲ハノンだけってのもね。よほど熱心にあのダダダダ、ダダダダやってくれるのならばいざ知らず、ハノンはハノンでハノン先生の自己申告ほど面白く作られてるわけでもないので、初見及びそれに近いくらいのノリで弾けるのをいいことに、そう熱心にダダダダと4オクターブのスケールをお復習いしてくるとは思えない。

ハノンはハノンであれはウォーミングアップ用、曲として練習してるんじゃないわい!のモードがあるので、(これはわたしとて同じ。)曲の仕上げの方が大事。ということになってるのか。

だが、やはり偉大なるツェルニー先生。エチュード練習した方が上達の早道。指動きの滑らかさ、アルペジオの手首の柔らかさへの上昇が今ひとつ今ふたつ。だが、この先生がそんなに嫌いならばそこまで嫌いにならない先生を探そう。

そこでわたし、大昔にいいわよ。と、知人に言われて購入したっきり、書棚の奥にしまい込んでいた。ブルクミュラー18の練習曲を使うことを思い立つ。

この18の練習曲の前編とも言うべき25の練習曲の途上、終わりの20番過ぎ辺りでいい加減に食傷して早く25番にたどり着きたい。だからなん曲か抜かしたい。のリクエストさえあるので、皆さんブルクミュラー先生には飽き飽きしてたのかと思ったよ。


楽譜はこれです。音楽之友社版、実になんの変哲もない。全音出版からも出てますが、これまた変哲ない。ヤマハミュージックメディア出版のお派手な楽譜とはなんという違いでしょう。

派手さはないが、値段を見てください。なんという安さでしょう!18曲なので本は薄い。

ツェルニー30番がそのように嫌いならば、ブルクミュラー18の練習曲で攻め直すことにいたします。

ブルクミュラー先生のファーストネームのほうはジョアンらしいのですが、そのあとにフリードリッヒ フランツと続く。長い名前だこと。1806ー1874。カール・ツェルニー先生が1791ー1857なので、ツェルニーの方がおじいさんではあるものの世代的には全くかけ離れてるわけじゃない。

わたしはブルクミュラー18の練習曲でレッスン受けたことがないので、これから18曲弾いて指導について思いを巡らせようと画策中だが、ブルクミュラーらしく、全てに表題がついている。エチュードでありながらペダルの指定、そして25の練習曲もそうなのだけれど、曲想記号が多く用いられている。

ブルクミュラー18の練習曲の練習曲どのような効果があるか?今日はこれから、春のポスティングに出てそのあとブルクミュラー18の練習曲を1曲づつ弾いて指導案を考査しよう。