確定申告の季節がやってきました。2020年うちの教室はコロナで生徒の休会退会が相次ぎ、所得は極めて低く、所得少なきゃ払う税金も少ない。(^O^)!ほ、まぁ良いか!
営業しないで何人生徒は集まるか?!
営業らしい営業をしないで、その地域に数年住んでいてピアノ教えます。って、知り合い友人に広めれば、2,3人から7人くらいまでの生徒は、余程条件が悪くなければ集まります。
かつてはピアノ教室は営業なんて必要なかった。ピアノブームが巻き起こった遥かな昔は少しピアノが弾けるくらいでもピアノ教えてください。と、門を叩く人々が後を立たなかったのだ。
だが、その時の生徒たちの何%かは先生となり、ピアノのお稽古は昔ほど流行らずそもそもピアノ生徒の旬の年代つまりは小学生の数は年々減少している。
なので、それじゃ困るピアノ教室主催者は営業するのだが、果たして営業しないで何人くらいの生徒が集まるものなのか?
わたしも営業しないでピアノ教室主催している人何人か知ってて、統計ってほどのもんじゃなく、わたしの経験値なのですが、家の前にピアノ教室の小さな看板を出す。ご近所さんにピアノ教室始めます。くらいの初期活動、そして一定の生徒が集まったらそれもしない。
それでも何人かは集まります。
7人くらい生徒が集まったくらいでやっていけますか?と、いうのはそりゃそれだけで生活は成り立ちません。
少人数の生徒で全くOK、という場面は家計を担う主だった人、多くは配偶者、もしくは親がいる。または、本業が別にある場合。
生徒が少ない利点、例えば確定申告
1日多くてふたり、何日かは生徒ゼロ。というような音楽教室、このような教室がまぁ、優雅でいいですわね。と、ある種羨望の眼差しで見られるのです。
それくらいでもいいの。という状況ならば家事、育児はたまた自分の勉強も出来ていいものですよ。(ピアノの先生は9割以上は女性)自立しようとするための営業、広報そして日々のレッスンの交通整理大変ですからね。
なにより、夫か妻つまり配偶者の扶養家族でいられる場合は確定申告の義務すら生じてこないこともある。
年商いくらから確定申告しなきゃならないのか?は、税務署に聞いたがケースバイケースだと、( `・ω・) ウーム…お役所らしい言い方。
だが、ピアノ教室は非正規雇用者ではなくて個人事業主なので気をつけたほうがいい。非正規雇用者の130万だかなんだかの、扶養家族枠。それとは、個人事業主の税制の算出方法は違う。
算出方法はまずは全所得額を計算し、そこから必要経費を引く。必要経費はPTNAに入っていればここの会費、講習会に参加したのならば会費とその交通費、調律代、買った楽譜、壊れた備品の買い替え、PC、それに健康保険料全部の合計。
これが、1年分の稼ぎとして計上。それじゃ、所得税払って、扶養家族から抜けなきゃなんない。ってことありません。そこから、なんと、基礎控除が48万円付く、というか差し引かれるのです。
この基礎控除2500万円以上稼いじゃうと、0になる。って、鬼みたいな制度ですが、普通余程頑張ったって、その域にはピアノの先生達しません。
したがって、生徒が少ない利点。仮に確定申告書出したとしても、扶養家族でいられる。
また本業が別にある。副業OKの会社員や学校の先生であった場合は、給与所得以外の所得合計額が20万円超えなければ確定申告は必要ではありません。
だが、1円でも超えたら確定申告の義務が生じてくるらしいので、税務署に相談に行きましょう。