生徒がいなければピアノ教室はなりたたない。したがって生徒募集をかける。その方法はチラシを作ってポスティングする。幼稚園や保育園、小学校の前駅前、はたまた老人クラブ前で門配する。新聞の折り込みを入れる。
家の前に看板を設置する。情報誌に掲載してもらう。近隣の知り合い全部にピアノ教えてます。習いたい人知りませんか?と、声をかける。以外にこれ効果ありますよ。誰からしら一人ふたりの生徒連れてきてくれます。生徒が増えれば口コミが起きる。
さらにホームページを作る。ウェブサイトは24時間働いてくれる優秀なセールスマンです。ていうやつがホームページ制作会社のコピーだが、本当にホームページって優秀なんだろうか?って、最近は疑問に思う。だが、疑問は疑問でホームページは優秀だ。
ここ何年か口コミで入会した生徒ももちろんいるが、大抵はホームページをみました。と、言って入会してくれる。だものウェブサイトは優秀な営業マンであることにはかわりない。
だがだ!ここで疑問というのは、わたしは自前でサイト製作はしている。なので更新は好きに出来る。そこでわたしのウェブサイトは入会希望の方々も集めてくれるがなにより、IT業者様達を拾ってくれる。
わたしはウェブデザイナーでもプログラマーでもないので作れるものには自ずと限界がある。実はプロの作ったサイトというものはどれほどの営業効果があるのか?人はサイトのビジュアルでどれだけ左右されるものか?
実証するにはデザイナーやプログラマー有するサイト制作会社にいっぺん作ってもらうことにしよう。
それで、たまげるような見積もりものともせずに制作依頼したのだが、それはわたしの中学生の夏休みの宿題みたいなサイトに比べりゃはるかに高品質なサイトは出来上がった。だが、その美しくかつ大変高価なサイトが次から次へと問い合わせのメールや電話を産んでくれたかっていうと、、。
(^O^)!ほ、かなり残念な結果となりました。いえ、壮絶に残念といっていい。まだ制作費の借金は残ってんだからな(╬゚◥益◤゚)
「騙したな(`Δ´)!」っていうんで、制作会社に怒鳴り込みました。って、ことにはなりません。これは、第一にそのようなことをするのはカッコ悪い。
そしてもう一つは、その程度にはわたしだって物事を分析的に考えることができるから。
やはりビジュアルじゃありません。内容です。ってのもいくらかはあるのかもしれないけど、わたしが直接文章書いたほうがわたしの思惑が直に伝わる。ということはあるかしれない。
だけれど1番大きな敗因は、要するにウェブサイト制作会社はマーケティングリサーチ会社じゃない。ってことだ。
こんなこと個人事業主として最初に考えなきゃならぬことじゃないか?と、思うので今まであんまりにカッコ悪いので口に出して言わなかった。けど、いま言ってる。
宣伝広告費捻出する前に、まずはマーケティングリサーチすべきだったのだ。おそらくうちの教室のキャパは市場規模からいってそれほど大きくはない。うちは古い住宅地で、ピアノレッスン適正年齢の子供だちより、高齢者が多い。そんなの日本全国どこだって同じだ。って言えばそうだけれど、子育て世代が主な入居者のUR賃貸群の家で教室始めるのと、ディサービスの送迎車ばかりが行き交う空家の多い地区で始めるのとでは、おのずと市場規模は変わってくるであろう。
もっとも、わたしはマーケティングリサーチの会社に市場調査依頼したことはないので、いったいどれくらい(金額だ)かかるかはわからない。
だが、音楽教室のいいところはではダメだから教室たたみましょう。と、いうことにはそう簡単には追い込まれなくてすむこと。
さらに、では、市場規模の大きいとみられるうちの近辺では新山下や本牧原のUR賃貸や新築の戸建が立ち並ぶあたりに引っ越すか、スタジオを借りて営業するか?って、いうのは、ナシ。そこまでの冒険はする気はない。
なので好きなだけ更新しても料金のかからない自前のサイトでうちの教室をアピールしてチラシ配りして、ボードに募集中の文字入れて外に出してうちのキャパいっぱいまでは募集をかけよう。
おそらく、(あくまでマーケティングリサーチの会社に依頼したわけではない。)うちの市場では30人規模、と思われる。
50人生徒のいる教室経営者の方の話では、教室を開業するに当たってお洒落な繁華街を選んだのだが、、。全く生徒は集まらなかったΣ(|||▽||| )なので、場所を移して(移せるのもすごいと思う。)住宅地で開業したら50人まで生徒は増えた。
だが、うちはおそらくそこまでの市場規模はない。なんでって、最近はこのあたり空家ばっかり増えた。でも宅地開発もしてるからラッキー(*´∀`*)と、思ったら開発途中でやめて、新築の家にも宅地にも客が来ないのだ。これは市場として相当うちの近辺お寒い{{ (>_<) }}
じゃ、諦めてバイトルでバイトでも探すか?
いえ、わたしは諦めませんよ。自己流マーケティングリサーチからするとうちはまだ余剰キャパはある。あと15人ばかりは入会してもらおう。
うちはこの家になってからは2012年からの実績はあるので黙ってても10人前後の生徒は在籍してくれている。だが、10人では経費倒れ。ホームページがあるのでその上5人から10人、つまりは15人から20人は在籍する。
では、力の限りチラシ配りしてボードに素敵なコピーを考えて描いて生徒募集に励みましょう。
↑これは大手の音楽教室の広告なのですが、多分こんな感じのお教室ならば繁華街にあっても入会する生徒さんが多いのでしょう。