FAZIOLI

クリスマス寒波が前倒しでやってきた今年の暮れ。
この寒さの中日光に修学旅行に出かけていた小学生たちも無事に帰ってきた。
わたしも旅に出たい。

クリスマスまであと4日の今、クリスマスバージョンの曲もそろそろ弾き納めかな?
生徒たちの次の発表会は予定7月。
わたしは研修会が3月。

そして来年2月の学校の音楽会でピアノを弾く生徒も。
わたしが3月に弾くのは、ヤマハのセミコンサートグランド。
次、7月はShigeru KawaiのSK-6。

生徒さんたちもわたしも来るコンサートに備えて練習に励まなければならない。

ピアノと言えば数ヶ月前にスタインウェイのグランドピアノもらってくれないか?
の申し出を近所の方から受けたのだが、、(貰うわよ(´∀`*)ウフフ)その後なんの沙汰もない。

スタインウェイオーナーさん気が変わったに違いない。

わたしは新たなピアノが欲しくも金が乏しい。という状況。

買える買えない。は、置いとくにして最近、気になるピアノがある。
滅多にみないテレビを見たら、ファツィオリというピアノが登場していた。

ブランド名からしてイタリアものであろう。と思ったが、イタリアのピアノです。
あら珍しいわ。とも思ううが、そもそもピアノといものはイタリアで発明?!されたんだから不思議なことはあるまい。

You Tubeでこのピアノの演奏聴いたが、もしやしてこれはわたしが求めるピアノじゃないか?
のインスピレーションが湧きまくった。
だが、わたしが直接弾かなければ当たりか外れかはわからない。





調べたところ、田町にショールームはある。
試弾もさせてもらえる。

早速、資料請求はしたが、まだ試弾の申し込みはしていない。
買えそうもないのに試弾しては申し訳ない。という思惑。

そして、試弾して違う。と、思えたらまだいい。
このピアノはわたしを求めていたんじゃないか!
との霊感が湧き出てきたらどうしたらいいんだ。

金のことで一生の伴侶を諦めるのか?

実は、わたしは以前に魂が触れ合うようなピアノに巡りあったのだが、金額面でお断りをしてそのときは同一ブランドのピアノならそう大差はあるまい。
と、考えていた。

だが、この考えは大きく違う。ピアノは1台ずつ違う。

そのピアノは有隣堂の輸入楽器フェアに置いてあった。
たまたま、その場を通りかかったわたし。
試弾OKだったので「試弾させてください。」と申し込む、住所、電話番号、氏名を明かせば試弾させてくれた。

その時のスタインウェイが無茶苦茶に歌ってくれた。
文字通りピアノが歌う。という言葉がピッタリくる華やかで煌びやかな音色で歌った。

翌日、営業マンの方がわたしを訪ねて来たが、値段の折り合いがつきません。
まぁ、貯金してそのうち買うかな?スタインウェイならば、みんな一緒であろう。のノリだったが、。

その後、別口のスタインウェイ弾いてもその時の怒涛のようなピアノの歌声は聞こえてこない。
今思えばセリカ(当時所有してた車です。)を売り飛ばしても、向こう10年乞食ファッションで通す勢いででも買えば良かった。

と、後悔している。
田町のショールームにあるFAZIOLIはどうかな?
やっぱり、試弾の申し込みしようかな?

気に入ったら家を売って買おうか?
でも買うのはグランドピアノ、家がなくなったらどこにピアノ置いたらいいんだ(;_;)
わたしの悩みは深い。