発表会のプログラム

7月の発表会に向けて続々と演奏曲目が決まっている。出来るだけ曲目をバッティングさせないために、希望曲がある場合は早めに決めてももらう。早い者勝ちだからだ。

わたしの教室は夏も冬も発表会のプログラムはわたしが自分で作っている。作り方はその時期とピアノの発表会に相応しいイラストを、イラストボックスから使わせていただきます。とおことわりしていただいてくる。

うちのプリンタはA4までしか入らないので、そのサイズで間にあるように調整してワードを横開きの2段の段組にする。表紙側の右の方の段組の真ん中に夏ならば「夏のピアノコンサート」のような字を入れてその下に、会場名、日時をいれる。左の裏表紙になる部分にはイラストを入れたり、隅に小さく生徒募集中といれることもあるし、昔は簡単な地図も入れた。今は地図はあまり入れない。ワケはスマホが普及したのであんまり必要がなくなったからだ。

イラストを選んで配置考える表紙作るのは楽しい作業だが、わたしが苦手なのは氏名と曲名を入れていく内容側の入力、これはオペレーターの力量が試されるところなんだろうが、順番のナンバーをふって、氏名を太字にして段を変えて曲名と作曲者名を入れる。

途中、あらあらこの曲誰が作曲したんだっけ?の膠着状態に陥る事がある。たとえばジングルベルって作曲者誰?冬になれば思い出す、のではなく冬になるとキチンと調べる。

作曲者名はとにかく、フォントサイズをいくつにするとか、どこ太字にする。そして曲名や作曲者名が長いと、改行してしまう。バックさせて元に戻すと何故か行間が空きすぎる。というアクシデントに見舞われる。

もう、ウデのいいオペレーターならばあっああっ、という間に入力しちゃう作業なんだろうけれど、ワードの機能を真面に把握していない無能オペレーターのわたしは(最近は慣れてきて焼き直しが効くようになってけど)けっこう手こずります(T-T)

それを、有隣堂で買ってきた厚手のA4用紙にキャノンMG3630でプリントアウトする。これなら、直前に「やっぱり、出られません!」「やっぱり出ます!」言われてもプログラムの対応は出来る。曲目変更されても怖くない。わたしが打ち直ししてキャノン働かせりゃいいのだ。

このように自作プログラムはメリットも多いのですが、欠点は所詮素人デザイナーに無能オペレーターの仕事、そしてA4までしか入らない安物の(だがキャノンよ重宝してますぜ。)プリンタしかない設備。クオリティの高いプログラムとはお世辞にも言い難い(T-T)

クオリティの高いプログラムを作成するのならばやはり、プロに頼むしかない。と、考えていたところ、びっくりするような事態が発生。なんと舞台のプログラム専門会社のチラシ+冊子がポスティングされていたのだ。うちの、ピアノ教室生徒募集中の看板見てポスティングしたに違いない。

だが、まぁローラー作戦というような無作為にポスティングするのと違ってずいぶん効率悪くてポスティングする相手選ばなきゃならない作業だな、と感心した。

だが、ポスティングを甘く見るな。これまた驚くほどの効果があるのだ。わたしはこの冊子保存しとくことにした。経費節減と急場の対応のため相変わらず発表会のプログラムはわたしが作る。じゃ、自分のリサイタルのポスターや(ポスターもこの会社はやってる。)プログラム作って貰うの?それは何時になるかわからないし、そもそも実現しない可能性の法が現時点では大きい。

わたしが着目したのは、チケットをクオリティの割にはずいぶん割安に作成してくれるみたいだからだ。発表会にチケット作るのか?と、わたしも思ってたが、会場によっては入場無料の音楽会でもチケット発行することを推奨するところがあるのだ。

それも同じ絵をいくつも貼り付けたのプリントアウトして切ればいいじゃない。と、わたしは以前考えた。それで名刺を作ろうと企てたのだが、まず無能オペレーターのわたしは配置が上手くいかない。なんとか、名刺の元を並べてプリントアウトして裁ち鋏で切り落としたのだけれど、裁ちばさみというのは布を切るためにあるもので、厚紙切るには適してないらしい。くたくたの名刺が出来たのよ(;。;)こんなの恥ずかしくて人に渡せるか!

なので、名刺は印刷屋さんに作ってもらいました。

なので、チケット発行するならばプロの手は必要だ。

いずれ、この冊子役に立ちそうなので今日はよく眺めて検討しようと思う。

投稿者: pianoclass

横浜でピアノ教室を主宰中。猫3匹を所有しています。

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