3月になった。春が来た。
だが、春は別れの季節。音楽教室とて例外ではない。春進級、進学で退会する生徒は必ず出てきます。
ですが、退会しそうな生徒をこうやって引き留めましょう。っていうような対策について書いているのではありません。音大卒業生が不良債権とも言われてしまっている今。
ここでやめたらなんにもならないよ!(いえ、何年かレッスンに通って練習して発表会で仕上げた曲披露してれば成果は残ります。)頑張って音大目指して、少しくらい学費高くてもピアノの先生になろうよ。女性の花形職業だよ。
そもそもこれが、なんだかおかしいって、女子に花形で男子に花形でない。って、高校のチア部や硬式野球部の話じゃないんだから、変じゃないか?
今となっては変なのです。つまりこのような意見は時代錯誤なのです。
したがって、わたしは本人及び保護者の方々が希望しない限りは音大受験ほとんど推奨いたしません。
なので、ピアノレッスン優先順位最下位から切り捨て!に転落。の場合。心置きなく退会いたしましょう。
なので、わたしは春に多い退会の心配をしているわけではなく。春休みに行うもひとつのこと、それは補講あるいは振替レッスンの調整についてです。
ピアノレッスンとて、冬を越して春になるのです。冬の何が冬の季節かというと、この時期必ずやインフルエンザ、大雪による欠席が増える。
生徒都合の欠席の補講をするかどうかというのは、時には議論にもなるのだけれど、結局は個人でやってる音楽教室はその主催者の考えで決定しているので結論が出る話ではありません。
わたしは極力振替するのですが、たとえ生徒都合の振替はいたしません。という方針でも病気、天候、学校行事による欠席はある程度振替レッスンしてやんなきゃ気の毒な気がする。
大人の生徒さんだと、その都度当人同士で話し合ってレッスン日時決めるし、原則成人した社会人や主婦には春休みというのはない。いえいえ、社会人には職種によっては春休みあるかもしれないけど、主婦になると学校が休みの時ほどおちおち習い事に精を出すことができなくなる。という事情もある。
更に3学期というのは短く気候がそんなにいいとは思えないのに卒業シーズン控えてか、うちの周辺の学校は行事が多い。
そのような事情で1月から3月の期間の風邪、雪、学校行事による欠席の穴埋めというか補講は3月末の春休み期間に行うことが多い。
今年はその補講も少ない。そりゃ、一人前にインフルエンザは流行った。学級閉鎖も出た。だが、概ねその分も消化してしまった生徒が多い。
春の補講が少ない原因はそれはこの冬は南関東大雪が降らなかったこと。主に雪はセンター試験の頃と2月ふる。困ったことに1月は年始休み消化したあと、2月は4週しかない。
10センチくらいの積雪で大雪かよ。って、雪国の人でバカにするヤツいるけれど、南関東という地方は積雪見越して生活していないのだ。オクラホマ出身の人が南関東は冬が1番好きだ。もったいないくらい明るい陽射しが降り注ぐ。(個人の感想です。)と言っていたくらい。冬晴れが続くのだ。
クリスマス寒波がやってくるころだって霙の一滴だって落ちてこないくらいカラカラの晴天が続くのだ。そんなところに、気まぐれにドカ雪やってきたら誰だって困り抜くわ。
うちはドカ雪がやってきそうな場合はムリせずお休みしましょう。雪が去った頃か春休みの間に補講いたします。のおふれを出すようにしている。雪に慣れていない上にうちの周辺は急坂だらけで本当に危険なのだ。
今はもう3月、いい加減に大雪にはならないだろう。したがって今年は推定大雪補講はゼロ。