長年、それも何10年も思案の外で気にもならなかったことが、なんとなく、、。気になるというより考えるように急になった。
それは、息子のこと。
子供の心配のことかって、いうと全くそんなことではない。
問題はピアノ教室主宰者にせよ、一応は演奏家としてにせよ、これって世襲の職業なのかい?
子供は親の職業踏襲するものなのか?
と、いうこと。
今どき、親の職業を子供が引き継ぐのが当たり前ということはない。
職業選択の自由は保証されている。
されてはいるけど、世襲率の高い職業というものは存在する。
21世紀になった今でも、世襲するのが当たり前の職業というものも存在する。(多分)
わたしが急に気になり始めたのは意外や意外。
ピアノの先生や演奏家って職業世襲率の高い職業なんじゃないか?
なんだか気になり始めると、しつこく気になって、そもそも息子誕生のその瞬間からこの仕事世襲させようと考えもしなかったわたしはマイノリティーだったんだ。
今になってやっと気がついた。
思い起こせば、息子幼少の砌「お子さんには音楽の英才教育なさるんですよね。」聞かされて、、。
はぁ~(´Д`)ハァ…この人何言ってのよ(・・;)
のノリで凌ぎ。
絶対音感訓練の実験台にしよと3歳の頃、試みるも3ヶ月ほどで息子に相対音感がもうあることが分かり断念+面倒になってやめ。
うちの子、おとなしくドミソ聴こえたら赤の旗あげてね(^-^)
やってくれなかったんですよ。
その頃同時に育児書に書いてあることもアテになることはアテになるが、アテにならないことはアテにならないということも理解した。
2歳児はまだ走るのが下手で、、。
いえ、うちの2歳児は2歳児にして猛スピードで走ってましたよ。
それじゃピアノのレッスン受けさせなかったかというと。
わたしが教えましたよ。
おんなじくらいの年頃の男の子がいたので保育園児の頃
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これでお稽古。
もー一時書店で見かけなかったので絶版になったのか心配したけれど、今でも存続しています。
音符のシールを貼ったり
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この聴音と創作で、聴音をぬりえでしたり、絵のイメージでピアノを弾いたりして、多少は弾けるようになってなにより楽譜読めるようになりました。
そこで、どこまで続けたかというと、、。
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この教科書の真ん中へんで、ピアノの練習を嫌うのでやめました。
それ以降、全く音楽とは無縁、でもなく中学の文化祭でも高校の文化祭でもソロで歌は唄いましたよ。
その歌はわたしが教えたわけではありません。
ついでにその段階では歌の先生についたことも皆無。
だからといってわたし、声楽科で音大受けなさい。
とは、全然考えませんでした。
更に経験値として体感したのは、カタギの運動部に入ってしまったらピアノレッスンは絶望的となる。
息子、高校では高校球児となる。
この息子自慢は
猫日和
に詳しく記載されておりますので、興味のある方はどうぞ訪問お願いいたします。
高校硬式野球やってたら、県立高校のクラブとはいえピアノの練習は絶望とおもいますね。
固定時間の塾通いすら諦めました。
そこで、気になることその事例1.
うちと違ってピアノ教師の息子って、ピアノのレッスンに積極的なのだろうか?
うちが珍しいんだろうか?
事例2。
少しくらいイヤがっても(/ω\*)
うちは、ピアノ習うの宿命なんだから(`Δ´)!
と、言って泣き言は許さないで練習させるのだろうか?
知り合いでも、息子、娘が同業という人のほうが多い気がする。(最近やっと気がついた。)
世襲させなかったわたし、今頃になってとても気になり始めた。