きらきら星変奏曲ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲K.265ハ長調、人気クラシック曲です。byうちの教室、及びわたしの好み。
テーマからなんとⅫヴァリエーションまであり、物凄い大作ってわけでもないかな?
短いヴァリエーションは24小節くらい。ほとんどが1ページ分。
テーマは24小節で途中繰り返しあり。ドドソソララソソファファミミレミレドレミ(装飾音符)ド。
なによ。キラキラ光るお空の星よ。じゃないよ。
そうです。童謡のきらきら星、英語ではTwinkle Twinkle Little Star。
元はといえば18世紀フランスで流行った歌、Ah! Vous dirais-je, Mamanだそうです。
ドードーソーソーラーラーソーはモーツァルトが作曲したのではありません。
更に元のフランス語の(フランス語わたしアルファベットの読みもわからないのよ。)言語題は「ねえ!言わせてお母さん。」
はあ?!あまりにきらきら星とは雰囲気違う?
だが、モーツァルトの変奏曲も日本語題こそ「きらきら星変奏曲」だが、原題はAh! Vous dirais-je, Maman。
歌付きじゃないから問題はないけど、「きらきら星変奏曲」とはかけ離れてる気がする。
わたし所有の楽譜はモーツァルト集ではなくドレミ楽譜出版のピアノ名曲110選グレードA。
楽譜 ピアノ名曲110選 GRADE A(0412/バイエル後半〜ソナチネ程度)
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これです。
バイエル後半からソナチネ程度、となってますが通過儀礼で弾く曲でなくちゃんとレパートリーとなる変奏曲。
テーマのドドソソララソーで、楽勝さ(^-^)
と、考えるとヴァリエーショ1ですぐさまモーツァルト的困難がやってきます。
ヴァリエーション1、右手の16分音符のモーツァルトらしい連なり、次ヴァリエーション2はそれが左手。
なにを秘そうわたしはこのモーツァルトの16分音符の羅列が(ハノンやツェルニーとは違ってね。)ゾクゾク、ワクワク((o(´∀`)o))ワクワクするくらい好き。
かつて高校のクラスメートがモーツァルトが嫌い(>_<。)鑑賞するのは好きでも細かい音見ただけで固まる。
あなた(つまりわたし)がモーツァルト好きだ(弾くのが)というのは手が小さくて指が細めだからだ(゜д゜)(な筈ないだろうが、、。)
筈ないだろうが、わたし手が小さくて指が細めなせいか音は硬質。
ヴァリエーションⅧは唯一ハ短調。
ヴァリエーションてこの辺で息が切れてくる。
だが、先も見えてくる。
ヴァリエーションⅪがアダージオ、16分音符に装飾音符付き、次は32分音符。
最後ヴァリエーションⅫは4分の3拍子アレグロで(さぁ、早く終わりにしようぜ。)なんだかツェルニー40番ぽくないか?
だが、焦って弾くと本当に早く終わりにしたくて急いでるみたいに聴こえるのでとりわけツェルニー40番ぽい両手16分音符の3拍目、端折ったみたいな弾き方にならないように気をつけましょう。
全ヴァリエーションで7分弱。
童謡きらきら星のキーラーキーラひーかるうーテンションは忘れて、モーツァルトらしく古典曲らしく典雅に繊細に演奏しましょう。