暗譜について〜ショパン「ポロネーズ 6番」の場合

ピアノを演奏する。ということについて、例えばピアノの詩人フレデリック・フランソワ・ショパンの名曲を弾こう。と、考えた場合の手順。

その1、楽譜を用意する。

2、譜読みをする。音符位置が分かっただけでは、音楽にならないので更に練習する。

3、パーツが弾けるようになったら、繋ぎ合わせて仕上げる。

4、暗譜する。

暗譜というのはそもそも何か?というと、仕上がった曲を楽譜を見ないで弾くことです。なんだ。簡単じゃないか!と、思いますよね。音感無いわたしだって、ミミミ♪レレレ♪ド〜♪゜・*:.。. .。.:*・♪左手和音付き、くらいならそもそも楽譜を見なくても1度聞けば暗譜して弾けます。

この難易度ならば32小節くらいでも聴いいただけで楽譜なしだって弾ける。

順を追って。次、難易度上がると聴いただけじゃ弾けなくなる。個人差ありますが、どこかで分水嶺が来る。その日のために読譜の訓練は怠りなくしましょう。

その次、曲が膨大なスケールになるとだんだん暗譜が困難になる。

私は読譜問題はなんとなくクリアして、あんまり苦労しないのですが、暗譜は大いに苦労する。この苦労する要因として私は楽譜もしくは風景や文様をプリント式に脳髄に転写する能力がない。この手の能力のある人は、暗譜って楽譜を丸ごと覚えちゃうことじゃないの?とか、のたまわってくれますけどね。できない人にはどんなに頑張っても出来ないんです(><)

プリント式転写能力については、先天的絶対音感、左利きの出現率と同様、少数派なのか否かはよくわからないのですが、とりあえずこの能力のある人は楽譜の破れ目から赤鉛筆で書かれた注意書きまで丸ごと脳が飲み込んでくれるそうで、羨ましいo(TヘTo)

もっとも転写能力があるとも思えないのに暗譜が早いという人はいる。仕上げと同時に暗譜している。ということが往々にしてある。私あまりに暗譜の早い生徒にどうやって暗譜するんだ?と、質問いたしました。答え、わからない。弾いいてるうちに暗譜している。そうです。

私だって音大生だったこともあれば、暗譜してコンサートでピアノ弾いたことも数限りなく。暗譜出来ないのにどうしてたのか?というと、それでも体と指が覚えてくれるまで練習して暗譜していたのです。大変だわよ。

私は暗譜が出来ない出来ない。と、その思いは一種宗教の如く深い求道となっていたのだが、ある難曲、ショパンポロネーズ6番「英雄ポロネーズ」焼きなおしていて不思議なことに気がついたのだ(☆∀☆)

この曲はどこが凄いって最初の1小節が弾けない。右手4度の半音階、左手単なる半音階。この右手何度練習しても弾けない(><)では!できるまでそこばっかり弾いたかっていうと、諦めて例のファ〜ミ♭ッミ♭(左手)ミッ♭ラッ♭から調子よく練習いたしましたね。最初の1小節思えばあとは弾こうと思えばなんとかなる。やるしかないさキラッ。

そうよ。何度になるか数えるのもイヤになる音符玉の離れたアルペジオの行列だって、私はこんなものでビビるほどウブでない!乗ってくると難曲の譜読みというものもハイになってくるものですな。

だがだが、1小節目ロクに弾けずにレッスンに向かいました。出だしがダメなのどうしようΣ(TωT)あ--だが、この時のレッスンの先生のお言葉、、。あなた、よくこの曲1週間で見たわね。え、先生それ褒めてくれたの、まさかアキレタ?

このように輝かしい記憶のある英雄ポロネーズですが、この曲はコンサートで弾いたことはありません。だが、焼き直しして不思議なことに気がつたのは最初1小節、まぁ、何とかして弾いたのですが、ここはしっかり暗譜して覚えているのです。そこで到達したある事実。要するに私だって譜読みより暗譜が下手ではあるが本当に出来ないわけじゃない。暗譜出来ないできないと騒いでいたのは、詰めが甘かっただけに違いない。とことん詰めなきゃ弾けない場面ではいつの間にか暗譜している。

プリント式暗譜術が出来なくても、暗譜は出来る。なので、とことん詰めてファ〜ミ♭ッミ♭(左手)ミッ♭ラッ♭から盛大なアルペジオの行列を暗譜してしまおう。

(2016年月7月4日)

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