ツェルニー30番の楽しみ方〜愛しのカール・ツェルニー先生

 ツェルニー30番の楽しみ方〜愛しのカール・ツェルニー先生

生徒がブルグミュラーを卒業してツェルニー30番に入ると、私はワクワクする。これから、ハノン、エチュード、バッハ、曲をレッスンするピアノレッスンの王道モードの開始。よくここまで育ってくれた!

ここ何年かはツェルニー30番までたどり着く物理的時間が縮小したような気がする。要するに、年齢が小さいうちにツェルニー30番まで行き着くことが多い。

子供でも小学校の高学年くらいになっていればまして中学生ならば、いよいよ一人前のエチュードをレッスンする喜びから張り切ってくれるのだけれど、年齢が小さいと無機的な大人の楽譜と、16分音符の(もしくは32分音符の)盛大な羅列に恐れをなしてしまうこともありうる。もっとも楽譜が無機的なのは解決済みでちゃんと子供向けが出版されています。表題付き、丁寧な解説とピンク基調のイラスト付き。バスティンのインパクトあり、馬やタコまでスニーカー履いてる原色のイラスト見慣れた跡だと、柔らかいパステルカラーの可愛いイラストに癒されます。

アナリーゼつまりは楽曲を分析して考えるページまで本当に至れり尽せり。だが!楽観は許されないのです。ピンクの水玉と、あえかな色使いの絵で甘い誘いをかけてこようと、相手はカール・ツェルニー先生の教則本。エリを正して取り組みましょう。

このツェルニー30番、何が楽しいかというと、ここまで辿りつけば名曲として後世に伝えられている美しく華麗なピアノ曲を弾ける技巧が身に付いた第一歩なのです。これからはいよいよ、子供だまし(初心者だまし)入門、初級編とは永遠のお別れです。16分音符、32分音符の羅列を見てビビってはなりません。これを克服してこそかのベートーヴェンの壮大なソナタとて弾くのは夢ではなくなるのです。

練習曲、つまりは曲を弾くための曲というワケがよくわかるようでわからない分類のエチュードですが、ツェルニー生誕以前は練習曲ってなかったのか?と、思いますがどうもあんまりなかったらしいです。

つまりはこの頃、ピアノはほぼ今のピアノの原型が出来上がり、長大かつ練習曲で練習しなきゃ演奏が困難な曲が発生したのです。ベートーヴェンの後期のソナタを見てください!ベートーヴェンを尊敬するツェルニーはこの演奏困難曲を困難じゃなくなるため山のようなエチュードを制作し続けてくれたのです。

この人、エチュード以外作曲しなかったのか?っていうとそんなことはなくピアノ曲もレクイエムも作曲していたそうです。子供発表会で演奏されるチクタク時計やウィンナマーチはツェルニーの作曲です。なんで、エチュードと子供発表会の曲くらいしか残ってないかというと、もう流行らなくなったからでしょう。

カール・ツェルニー1791年〜1857年生まれも亡くなったのもウィーン。作曲したのは16分音符、32分音符の羅列ばかりではありません。多岐にわたり、なかなかな多作でした。現代ではエチュードの代名詞としてしか認識されないこととてママありますが、神童で天才、何が凄いってベートーヴェン作品みんな弾けたって(゚o゚;;私ごとき凡人にはとても太刀打ち出来ない芸当です。自慢じゃないが未だにハンマークラヴィア弾けません。大変ピアノ上手だったのです。自分の作曲したエチュードで練習したのでしょうか?

ところがもったいなきことに、この方演奏家やるのあんまり好きじゃなかったらしいのです。ピアノ教えることのほうがよほど特技だったらしく、沢山の生徒がその門を叩いたとか、、。ベートーヴェンはじめとするクラシックの名曲、難曲をモノにしたくは、やはりツェルニー先生との親密なお付き合い推奨です。ついでに、生涯独身でした。

(2016年1月27日)

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