絶対音感と相対音感

夜が永い。華やかなクリスマスシーズンの到来だが、クリスマスまで世界は夜の闇に沈んでいく。

うちはこの夜が限りなく長くなり始める時期に発表会行いますが、それも先日終了いたしました。なので、基本的なお勉強をまたまたいたしております。

絶対音感と相対音感については言い尽くされた感があるのですが、基本に立ち返ってここで復習いたします。

絶対音感とは凄く音感がいいことでも固定ド唱法が上手なことでもなく、ある音の音高が手がかりになる音なしで自動的にピアノの88鍵のどの音と同じピッチであるかわかることです。それに対し相対音感とは、相対的にしか音感が良くないことではなく、提示された音の高さ基準に次の音の音高が判断できることです。つまり、相対音感は音楽の流れの音高を意識出来る能力です。

そうです。絶対音感はデジタル記号の如く、一音一音分割音の高低を当てられる音感で、相対音感はアナログ式波動を読める音感です。なんだか絶対音感というと、要するに絶対に音感が良くて相対音感は相対的にしか良くないみたいな誤解受けそうな言い方じゃありません?デジタル音感、アナログ音感と言ったほうが理にかなってる気がする。

ありそうで、ない話としては、3歳くらいから音楽の勉強させれば絶対音感が身に付きますか?という質問は入会希望の方から受けたことがありません。ありませんが、あれば普通は身につきません。とお返事します。というのも絶対(これは本当に絶対数のこと)的多数は相対音感型の脳をしているに違いないのです。絶対音感型は少数派で訓練しなくてもデジタル式に音高の聞き分けしてくれちゃいます。

3歳から6歳くらいまでに絶対音感を身につけるメソードというものはあるのか?といえば、あるのです。相対音感や調性感がまだ曖昧な時期を狙って、相対音感脳の子供をも絶対音感脳に置き換えを行います。その方法は最初はドミソの和音を聴かせる。次はドファラ、次シレソ、これらを全て聞き分けられるよう訓練する。徐々に和音増やしていって、黒鍵含む和音全て聞き分けられるようにしてゆきます。(その和音の詳細は忘れた。)なんだ簡単じゃないかって思います。が、これ週に1回のレッスンじゃ2年3年で間に合わないのです。間に合ってもこの和音聞き分けやってる間に相対音感が身に付いたらそれで終わりです。

これ週1でなく、家でも日々聞き分け訓練をして進捗状況親が先生に報告します。その間調性を教えてはいけません。旋律聴音、歌もなるべく歌わないようにします。出来ればピアノレッスンもしないほうが良い。何故なら、それらは全て相対音感の訓練だからです。

では、この絶対音感訓練、私的に実践したことがないかというとそんなことなく!あります。1番最初は私の息子。たとえ惨憺たる失敗に終わっても自前の子供ならまぁ、良いかと開始。ほんの数ヶ月で挫折、その時期うちの子はソラシドレがドレミファソに聞こえていたのです。これは基音から全音、全音、半音、全音に変換して聞いている能力、つまりは相対音感です。当時子供は3歳だったのでこの年で相対音感あり、はもう絶対音感は見合わせ。

次、3歳児の入会。この訓練決行するか機会を狙う。しかし!!しばらくしてこれまた断念。あるレッスンの時、「せんせい、ラからメリさんのひつじが弾けるよ。」ハイッ、ラ〜ソファソラララ〜♪(へ長調)「シからでも弾ける。」シ〜ラソラシッシシ〜♪(ト長調)「ラから始まるメリさんの羊は綺麗。シから始まるメリさんは可愛い。」ウウッ、素晴らしい?相対音感どころか調性感まで持ってる。私の教え方良かったのかしら(^O^)キャハ♪ではでは、絶対音感は断念。

次、5歳児入会。絶対音感は懲りた時期だったので和音聴音は実施するものの、普通に相対音感型のドレミ、はいっ(ドレミ)のようなソルフェージュレッスン決行。全て難なくクリア。あまり難なくクリアしたので、脈絡ない音テキトーに弾いて当てさせてみた。ちゃんと正解。何度やっても正解。訓練しなくても絶対音感有りでした。これを先天性絶対音感というのでしょう。

夜の底に沈んでゆく季節、春の訪れを待ちつつ(日暮れが早いのは物騒なのだよ!)今日もピアノレッスンいたします。

(2015年12月15日)

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